101 鳴海とハタチ ページ3
海老名サービスエリア
(本当にこんな緑の中にいるともう世界が終わってて吸血鬼が地上を支配してるなんて、全然思えないけどな…)
と暇つぶしに気を見ていたAは思った
与一「優くーん、なんか面白いもの見えるー?」
塀の上を歩いていたAの後ろをついて行く優一郎に声をかける与一
優「んー緑がきれい」
与一「え、意外。優くん自然とか好きなんだ」
君「馬鹿と煙は高いところが好きってね」
優「おまえ喧嘩売ってんのか?」
君「事実を言ってる」
優「うぜぇ〜、て、まぁいいけど」
と言いながら登っていた塀から降りる
優「ところでシノアたちはどこいったんだよ?任務の確認をみんなでするんだろ?」
?「やあ君たち、柊シノア隊の子たちかな?」
『?』
優一郎たちに近づく5人の班
優「んぁ?おまえは?」
鳴「私は鳴海 真琴軍曹
今回君たちの隊と一緒に吸血鬼の貴族殲滅チームに入ることになりました、よろしくね」
優「あ〜うんよろしく」
そういい優一郎と鳴海が握手を交わす
ギュヅ_
優「あ痛っ」
優一郎の手を握った鳴海は握手とは思えない握力で手を握り締めるそしてグイッと優一郎の顔に近づけると
鳴「でも軍規をいきなり破って遅刻するようなガキに背中を任せていいのかなぁと正直不安なんだよね」
優「あ?
なんだよそれ、ガキガキ言うてめぇは何歳なんだよ」
鳴「19、君は?」
優「ハタチだよ!!」
鳴「えほんとに?!」
『…ぷっ』
※16歳
平然とあたかも自分はハタチだと言わんばかりの顔で言う
鳴「ウソつくなよ」
優「ウソじゃねーし」
鳴「童顔だな君」
優「よく言われる」
そしてまだ握っていた鳴海の手を優一郎はさっきの腹いせに力を入れる
鳴「っ…」
あまりの痛さに鳴海は急いで手を離す
鳴「…まぁいい今回の任務じゃ私たちは仲間になるみたいだ、私の部下を紹介しておく
井上利香、円藤弥生、鍵山太郎、岩咲秀作
これからよろしくね」
そう自己紹介をし鳴海たちは手を振り去っていった
パンッ_
優「痛って!?」
後ろから優一郎の頭を叩く君月
優「何すんだよ君月!!」
君「いきなり他の隊と揉めんな!!」
優「あっちが絡んできたんだろ!?」
与一「でも向こうの方が年上だったし…」
『っていうか、ハタチって何優ちゃん』
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みぞれ(プロフ) - 柊さんの小説にハマってしまってご愛読させてもらってます!ミカと夢主の関係がとっても大好きです!質問なんですが優一郎の成り代わりの小説でiDを書かないと見れない状態ですがiDを教えていただけませんでしょうか? (8月2日 19時) (レス) id: 9b3205f0ca (このIDを非表示/違反報告)
柊 月(プロフ) - まとめてのお返事になりますが、コメントありがとうございます。お話が好きだと言ってくれてとても嬉しいです。自分なりに時間を見つけゆっくりと更新出来たらなと思ってますのでどうかこれからもよろしくお願いします✨ (2022年10月22日 10時) (レス) @page50 id: 7c279692c1 (このIDを非表示/違反報告)
うみうみ - この作品めっちゃ好きです!応援しております!! (2022年7月12日 3時) (レス) @page45 id: 615b42b25b (このIDを非表示/違反報告)
◎SaE(プロフ) - 応援してます (2022年5月19日 18時) (レス) @page42 id: 522d62b950 (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - 私、最近終わりのセラフを知ったのですが、凄く気に入りました‼️特に夢主さんとシノアさんが大好きです!!!このお話もとても楽しませてもらっています。ゆっくりで無理せず更新頑張っていただけると嬉しいです!!!応援しています✨ (2022年4月30日 21時) (レス) id: 19510e3ea2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柊 月 | 作成日時:2021年10月4日 0時