ずっと… 【終わりのセラフ】3

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その頃鳴海真琴隊、柊シノア隊はルカル･ウェスカーとの戦いに勝利し、一瀬グレン隊は1チームで貴族と戦っていた




『くっ…グレン！！』



グ｢う、おおあああああ！！！｣




何とかAが作った隙をグレンが殺しにかかる



五｢殺れ！！グレン！！｣



十｢やってください！！｣



花｢グレン様！！｣



ボロボロになっていたグレンの隊はその一撃に声を上げる



｢お、おまえら俺にこんなことして…ただですむと…｣



グ｢黙って、死ね｣



鬼呪を流し込んだグレンは苦戦した吸血鬼を真っ二つに切る


煙となり消えていく吸血鬼にやっとの思いで勝ったグレンは剣を杖にし座り込む



グ｢くそ…やばかった…見栄張って襲う人数絞りすぎた…｣



『グレン！！』


雪｢グレン様！｣



グレンに駆け寄る仲間に



グ｢問題ない計画通りだ｣



五｢どこがだよ！超苦戦したじゃねーか！｣


見栄を張り続けるグレンにすかさずツッコむ五士



グ｢だが俺たちがこれだけ苦戦するってことは他の人員を厚めにしといて良かった｣



十｢指揮官が死んだら意味が無いでしょうに｣



グ｢だから上に深夜を残したんだよ


俺が死んでもあいつが何とかする｣



『あー…死にかけたァ、』



体力を使い疲れ切っていたAはその場に座り込む



グ｢…よく頑張った、最後のお前の攻撃のおかげだ｣



Aの元に来たグレンは頭の上に手を置き軽く撫でる



グ｢あーでも次襲う時は二チームでやろう体が保たない｣



『そうしてー、凄い死にかけた』



すると奥に隠れていた人間達がゾロゾロと集まり出す



｢あんたら何者なんだ…？吸血鬼を殺すなんて｣



グ｢人間だ


吸血鬼どもを皆殺しにしたらお前らも救ってやるかれしばらく大人しくしてろ｣



｢に、人間…！？人間が吸血鬼を殺せるのか！？｣



人間という言葉に驚きザワつく周りを無視するグレン



グ｢よし上に戻るぞ


馬鹿優達がルカル･ウェスカーを始末出来てなきゃ援護する｣

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