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グ「A、お前はこっちに来い」
Aだけを呼び出しシノア隊から離れていくグレンについて行くとその横を鳴海真琴隊が通る
『あぁ…さっきの事で揉めるんだろうなぁ…』
自分には関係ないと思い歩幅がでかく先を歩いてるグレンに駆け足で追いつく
『私だけ呼び出して何??』
その言葉に足を止めたグレンは優一郎たちからは見えない死角に足を向け歩き出す
グ「お前、優以外を助ける気あったか?」
『…あぁ、あれね。何、私の戦い方気に食わない?』
グ「俺たちは1人では吸血鬼の貴族には勝てない、だからこそチームワークで守りあって連携して勝つんだろ
1人で独断行動するな、仲間を盾にして見捨てるな」
『…別に見捨てたわけじゃないよ、本番だったら誰一人殺させない』
グ「本番だったら…なんてのは言い訳にしかならない
お前が1番分かっているはずだろ。」
その言葉に黙り込むAすると近くの車の影から深夜が顔を覗かせる
深「あれ?お2人で何してるのさ、もしかして…そういうこと?」
『…セクハラ』
グ「はぁ…深夜、今大事な話をしている邪魔するな」
深「えぇー僕も混ぜてよ、で?何の話?」
『…とにかく優ちゃん以外も守るし、連携もちゃんと取るそれでいい?』
深夜が来たことによってAは早めに話を切り上げようとする
グ「お前は何も分かってないな、作戦変更だ深夜
お前が鳴海真琴隊、柊シノア隊に付きAは俺たちと行動しチームワークを学べ。」
『は?!また!!?今回はわけが違う!!相手は貴族の吸血鬼だよ?』
グレンの言葉にAは目を見開き反論をする
グ「そうだ、貴族を相手にするだからこそチームワークが必要不可欠だ。
だがお前がいたら独断専行、鳴海の指示聞くのか?」
『…つまり私はあのチームに必要ないって事??』
グ「そうじゃない、優たちは大丈夫だあいつらは強いからそれに深夜もいる。いいか、これはお願いじゃない、命令だ。分かるな?A」
命令、と言われ返す言葉も無くなったAは俯いていると深夜がグレンに問い出す
深「あ〜グレン僕は良いけど君のチームだけで行くんだよね??あいつのとこ僕は大反対だなぁ〜Aちゃんを連れていくなんて」
グ「…こいつは強いから大丈夫だ、それに何かあればお前が生き残り指揮を取れ」
そう言い深夜の横を通り過ぎていく
深「Aちゃん死なせるようなことあったら僕は許さないよ」
すれ違いざまに言い放つ
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みぞれ(プロフ) - 柊さんの小説にハマってしまってご愛読させてもらってます!ミカと夢主の関係がとっても大好きです!質問なんですが優一郎の成り代わりの小説でiDを書かないと見れない状態ですがiDを教えていただけませんでしょうか? (8月2日 19時) (レス) id: 9b3205f0ca (このIDを非表示/違反報告)
柊 月(プロフ) - まとめてのお返事になりますが、コメントありがとうございます。お話が好きだと言ってくれてとても嬉しいです。自分なりに時間を見つけゆっくりと更新出来たらなと思ってますのでどうかこれからもよろしくお願いします✨ (2022年10月22日 10時) (レス) @page50 id: 7c279692c1 (このIDを非表示/違反報告)
うみうみ - この作品めっちゃ好きです!応援しております!! (2022年7月12日 3時) (レス) @page45 id: 615b42b25b (このIDを非表示/違反報告)
◎SaE(プロフ) - 応援してます (2022年5月19日 18時) (レス) @page42 id: 522d62b950 (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - 私、最近終わりのセラフを知ったのですが、凄く気に入りました‼️特に夢主さんとシノアさんが大好きです!!!このお話もとても楽しませてもらっています。ゆっくりで無理せず更新頑張っていただけると嬉しいです!!!応援しています✨ (2022年4月30日 21時) (レス) id: 19510e3ea2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柊 月 | 作成日時:2021年10月4日 0時