題名のない物語 (ページ7)

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No.７ページ7

俺は伊野尾くんを呼んで有岡くんのカフェに行った

髙木「さっきはごめんね。伊野尾くん。」

伊野尾「あ、大丈夫です。」

有岡「あー！髙木に伊野ちゃん！どーしたの2人で」

髙木「いや。薮や八乙女課長にいじられて…」

有岡「逃げてきたってわけか。さ、入って入って！」

俺らは強引に有岡くんに引っ張られてカフェに入った

有岡「はい、コーヒー」

髙木「ありがと」

伊野尾「ありがと、大ちゃん」

有岡「で、何その噂は本当なの…？」

髙木「有岡くんまでそんなこと言うの？違うってば！持ち帰りもしてないし、特になんもない！」

伊野尾「そーだよ。大ちゃん髙木とは何もない。薮さんとかが言ってるのは冗談、嘘、嘘！」

有岡「ふ～ん…」

俺はまだ知らなかったんだ。実は、この時、俺も伊野尾くんの顔もほっぺが真っ赤だったってことを…

そして、有岡くんがその事をずっと秘密にしていたことも…

有岡くんが俺と伊野尾くんの顔を交互に見る

髙木「有岡くん。何してるの？」

有岡「う、ううん…なんでもないよ～！」

伊野尾「え？めっちゃ気になるんですけど～！？」

有岡「何もないって！ていうか、また課長に怒られるよ～！」

髙木「やべっ！伊野尾くんそろそろ戻ろう」

伊野尾「了解！髙木。大ちゃん後で絶対教えろよ～！」

有岡「へいへい！」

こうして、俺と伊野尾くんはダッシュで会社に戻った

バレなかったからよかった～！