題名のない物語 (ページ13)

今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:5,083 hit

No.１３ページ13

今日は祝日

いつも会えてる伊野尾くんが今日は会えない

そして、夢の中の男の子も会えなかった

今日の俺、マジでついてねぇ

俺はTVを付けた

『今日の占い1位は牡羊座でーす。いい事が起きるかも！』

は？俺今1番運勢悪いんだけど

ぴんぽーん

誰だろ？

有岡「たかき～、起きてる？？」

髙木「あ、有岡くん。」

有岡「暇やからきちゃった！」

髙木「いいよ。はいって！」

有岡「あと…いのちゃんも！！」

髙木「あ…」

俺はびっくりした。いいことってこれのことなのか？？

でも、今会いたくなかった。

髙木「この前は…ごめん」

伊野尾「いいよ。別に」

有岡「何？？何かあったの～！？」

髙木「なんもないよ！さ、入って入って」

有岡「ま、いっか。おじゃましまーす！」

伊野尾「おじゃまします。」

髙木「適当に座ってて」

有岡「おう！てか、トイレない？」

髙木「え？？きてそうそうトイレ！？」

有岡「いいじゃん！別に！」

髙木「トイレならそこにあるけど…」

有岡「お！サンキュー。」

有岡くんがトイレに行ったから俺と伊野尾くんは2人きりになった。

伊野尾「……」

髙木「…あ…あのさ…本当にゴメンね」

伊野尾「だから、本当にいいってば」

髙木「だ…だって、知念との関係…」

伊野尾「別に知念はただの友達だから…」

髙木「あのさ…伊野尾くんは…知念のことどう思ってんの…？」

伊野尾「……」

髙木「ごめん…聞いちゃいけなかったよね…？」

伊野尾「いいよ、教えてあげる」