にくいあの子。みにくい私。【ツイステ】

・sixteen ページ18

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気が遠くなるような授業も終わり






みんな大好きランチの時間







って言っても学園長からのお金ももらえなくなった今





購買のパンくらいしか買えない





ソーセージパンを買って適当な場所に座る






ちなみに他の友達はみんな、寮生で固まって食べるから私はぼっち






でも、いつも誰かしら隣に来てくれたりする






『いただきます』





うん、おいしい








…って、ん？







『パンが消えた…？？』





食べたはずだったパンは跡形もなく消えていた






だれかのイタズラ魔法？






すると、頭上から押し殺したような笑い声が聞こえて咄嗟に振り向くと






フ「ばぁ❤なんちゃって」






同級生のフロイドがいた


そして後ろからはアズールとジェイド





フロイド達…っていうか主にフロイドはみんなから怖がられているらしいけど



一年の頃から何かと構って来たためもう慣れた



今は物怖じせずに話せるしフロイドもそこまで気にしてない…くはないは。この間膝カックンしたら死ぬほど追いかけられた



もちろん死んだ




ていうか




『フロイド、パン返してよ』




それなくなったら今日の昼ごはんないんだけど






フ「ええ〜俺、今日パンの気分なんだよね」





知るかそんなん！

気分屋の彼の相手は結構疲れる




『そんなこと言っても今日の俺のご飯なくなったんだけど…』





フ「俺がとってきたご飯あげる〜交換ね♡」





と、うわぁ



成長盛りのDK男子の昼食を侮ってはいけない


お前こんなに食べてこれ以上大きくなってどうすんだよ…

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