ちょっとまとうか!?【第五人格】 (ページ29)

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結局みんなでお風呂に入ることになっり、二人は着替えを取りに部屋へ戻っていった。

『先行ってるからね～！』

私が二人の後ろ姿に声をかけると、はーいという返事だけが返ってきた。

『あ゛ー、疲れだー』

そう言いながら私は机に突っ伏す。

ｴﾐﾘｰ「まあ、そうね」

そんな私に軽く笑いながらエミリーが答える。

何があったかというと、お風呂に入ったはいいものあまりゆっくりできなかったのだ。入っていた女子た

ちに囲まれて。唯一救いだったのがエミリーとヘレナちゃんという子がいたことくらいだった。

そして今はというとリビングへと帰ってきてみんなと話していた。

ｲﾗｲ「そんなことがあったんだね」

エミリーがイライにお風呂でのことを説明してそれを、笑いながら聞いているイライさん。

ｴﾐﾘｰ「そう、だからこんな状態なのよ」

私を指さしながら面白そうにエミリーが言う。

『人に指をさしちゃダメって親から習いませんでしたか～？』

うつぶせの状態から軽く顔だけを上げて恨むように言うと、エミリーは無視をするように話を続けてた。

ｴﾐﾘｰ「そういえば明日は私いけないけど、明後日なら確か空いてたのよね。」

ｲﾗｲ「Aさんその体制きつくないの…？明後日か…私は昼前に一試合は入ってたかな？だから昼ご飯

の後だったら大丈夫だが」

『エミリー無視…？それとイライさん、この体制けっこう首痛くなるよ』

机のほうが少し高いけど…結構この体制はきついね。

私がそういうとイライさんは少し心配するように言った。

ｲﾗｲ「大丈夫かい？きついんだったらその体制やめたほうがいいんじゃないかな？」

『だいじょばない…』

ｴﾐﾘｰ「さっさと起きなさい？そろそろ首つると思うわよ？」

そう軽くあきれたようにエミリーが言う。

本格的に痛くなってきてつりそうだったので体を起こす。

『んで、明日行くことはほぼ確定だけど明後日も行くの？』

ｴﾏ「そうなの？エマも行くなの！」

いきなり後ろから聞こえてきた声に反射的に振り返る。

そこにはお花のエフェクトが見えるような満面の笑みを浮かべたエマちゃんがいた。