-Story27- ページ27
買う場所が男女で分かれてるというわけではないからなのか、カーテンで仕切られていた。
ｴﾐﾘｰ「女性用と、男性用でおいてるとこが仕切られてるの。で、女性用は左奥だから、ついてきて〜」
そうエミリーは言い左奥のほうへ行く。
意外と奥に広がっているのかエミリーの声がだんだん小さくなっていく。
慌ててカーテンをめくると、そこには色とりどりの服が並べられてあった。
衣装のようなものから、普段着まで…。
すっご！
衣装のようなものは赤いチャイナ服のようなものに、民族衣装のようなもの…コスプレですか？！
着たらどんな風なのかも見てみたいな〜
ｴﾐﾘｰ「Aちゃ〜ん？買う服はこっちよ〜」
いろいろな衣装を見ていると、私が一向に来ないことに気づいたエミリーが言った。
私はその声の方向に行きながら答える。
『ごめーん！入ったとこの服見てた〜』
ｴﾐﾘｰ「ああ、それね。手の込んでるでしょ、高いんだけど、可愛かったりするからね〜」
『わかる！可愛かったりすると多少高くても買っちゃうよね〜』
どこでも女子は可愛いもの好きな人多いよなー
かっこよかったりするのもいいけどね
ﾏﾙｶﾞ「エミリーたちまだいるー？」
ﾌｨ「奥にいるんじゃないか？」
何やらほかの人も来たようだった。
服たちで隠れて見えないが、声が聞こえる。
ﾏﾙｶﾞ「あら、Aちゃんに、エミリー。偶然ね！」
『いやいや、さっきの声バッチし聞こえてたからね？！』
あんなに大声で言ってたのに…ｗ
ｴﾐﾘｰ「あ、これのパジャマとかどう？」
ﾌｨ「そうだな、こっちのもいいんじゃないか？」
ｴﾐﾘｰ「それもいいわね！」
『んで、そこの二人は何勝手に話進めてるのかな？！』
自由なことはいいけど、なんか自由過ぎない？！いいんだけどね！
ｴﾐﾘｰ「え？Aちゃんの服について決めてただけよ？ww」
ﾌｨ「エミリーの言う通りだが？ww」
面白そうに笑いながら二人は言う。
ﾏﾙｶﾞ「その二人に関しては確信犯ね」
『いや、あなたもね！あ゛ーもういいや。んで、それと二人とも、なんでここにいるってわかったの？』
私がこれ以上突っ込まないことにして聞くと、フィオナが言った。
ﾌｨ「簡単なことだ、イライとウィラに聞いた。［多分Aちゃんの服がないはずだから買いに行ってる
と思うわよ］ってウィラが言ってたからな。」
あー、それなら納得。
ウィラ、よくわかってるな、ちょうどそのことに気づいて買いに行ったんだよ。
ｴﾐﾘｰ「ねえ、どっちがいいと思う？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 65人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Rina | 作成日時：2022年4月5日 18時
