ちょっとまとうか!?【第五人格】 (ページ22)

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-Story22- ページ22

エミリーはお茶の準備をしに、食堂へ向かった。

ｳｨﾗ「とりあえず、お茶はエミリーが持ってきてくれるみたいだから座って待ってましょ！」

そのウィラの言葉に従い私たちはソファーに座った。

一人掛けのに私と、イライさん。机を挟んだ二人掛けのソファーにはウィラと、後から来るエミリー。

わっ！ソファーむっちゃふかふか！

私がソファーの柔らかさに驚いていると、ウィラは私の頭をしげしげとみていた。

ｳｨﾗ「ところで、Aの髪型ってどうなっているの？あまり見たことないんだけど…」

さすがおしゃれ女子。(たぶん)

目の付け所が違う！

ふつうはそんなに髪型とか、気にしないはずなのにな。

『この髪型はね、三つ編みってわかるかな？その編み方でカチューシャみたいにしてるの。』

ｳｨﾗ「三つ編みは分かるわ。それになんとなくどうなってるかわかるけど、逆にカチューシャがわからな

いんわね…」

あら、逆にカチューシャのほうがわからないか。

意外とありそうだけどな。

『意外とありそうだけどな。えっとね、カチューシャっていうのは＿＿』

ｳｨﾗ「わかったわ。似たようなものでバンダナっていうのがあるんだけどそれみたいなものね。」

『あっバンダナはあるんだ！』

ｲﾗｲ「あの、話に入りたいんだけど…」

あっイライさんのこと忘れてた！()

ｳｨﾗ「イライ、いたのね」

『ごめんねイライさん！』

いたのねって…

ウィラ？

ｲﾗｲ「いやこっちこそごめんね…話遮っちゃって。でも長くなりそうだったから。あっ」

イライさんは口を押える。

たぶんイライさんの思う通りで、きっと長引いていたと思うから止めてていいと思うな…。

『いやいや、たぶんそのままだと、ホントにしばらく話続けていたと思うから…』

ｳｨﾗ「まあ、否定できないかもしれないわね」

ウィラ、そこは否定しないのｗｗ

ｲﾗｲ「まあ、ほかの女性たちもなんだけどね…」

ぼそりとイライさんが言う。

『ははっ、まあ、そんな気はしてました』

私もぼそりと言う。

隣の椅子に座っているイライさんは私をちらりと見て苦笑した。

ｲﾗｲ「ははっ、だろうね」

ｳｨﾗ「二人で何話してるの？」

小声だったようでウィラには聞こえてなかったみたいだ。

まあそのほうがいいんだけど…

ｲﾗｲ「いや、何でもないよ！ほら、エミリーさんが来たよ」

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内心イライさんにグッドして扉に目を向けると、言っていた通りエミリーが来たようだ。

トレーにお茶や、箱やらいろいろ載せてきていた。