ちょっとまとうか!?【第五人格】 (ページ21)

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ｴﾐﾘｰ「まあその話はいいとして、イライさんはこの後予定はあったりするのかしら？よかったらみんなで

お話でもしていかない？」

そうエミリーがイライさんに聞く。

イライさんは肩に乗っているフクロウちゃんを撫でながら言った。

ｲﾗｲ「この後は彼女と散歩をするだけだから、大丈夫ですよ。」

イライさんはこの後散歩をするみたいだった。

その彼女って、フクロウちゃんのこと⁈それともカレカノのほう⁈

つい気になってウィラをちらりと見る。

だってウィラなら知ってそうだし…

ｳｨﾗ「ポッポちゃんのことよ。第一ここではカレカノなんていないから、好きな人とかいるなら安心しな

さい。片思いの人ならいるかもしれないけどね。」

ちらりと見ただけでも意味は伝わったらしく、答えてくれた。

求めてはいない情報も付け加えて。

それにしてもポッポって呼び方かわいいな。

私もそう呼ぼ！

『ウィラありがと。イライさんも時間があるならお話ししたいね！まあ今じゃなくても明日とかゆっくり話す時間はあるだろうけど。』

ｳｨﾗ「ええ、私も話したいわ！Aと！」

みんなとじゃなくて「私」とかいっ！

ｴﾐﾘｰ「ふふっ、みんな大丈夫そうなら決まりね！なら立ち話もアレだからあそこのソファーに座りまし

ょ」

エミリーのさしたソファーは部屋の端にあり、二人掛けが一つと、一人掛けの椅子が二つ、そしてその間

に低めのテーブルが置かれていた。

おしゃれ～！

高そうなんですけど！汚さないか怖いな…

ｳｨﾗ「何か甘いものとか、お茶持ってくる？さっき食べたばっかだけど」

そう今日は時間がなかったためデザートはフルーツポンチになったのだった。

ｲﾗｲ「確かハンターさんたちにもらったチョコがあったと思うから、それにしないかい？」

『チョコ！』

ｳｨﾗ「そうね！ケーキとかだったらお腹にはいらないだろうし。ちょうどいいんじゃないかしら！」

確かに全然お腹はすいていない。

でもチョコとかなら入りそうだ。

というか食べたい！

ｴﾐﾘｰ「確か誰かが食べてなかったらあるはずよ。お茶のついでにちょっと取ってくるわ！」

『私も手伝おうか？エミリーばっかに任せるのも悪いし…』

ｴﾐﾘｰ「いえ、Aちゃんは夕飯も手伝ってもらったし、ゆっくりしてていいわ」

そう言いエミリーはリビングから出ていった。