【ヘタレでも好きでいさせてください】 ページ35
em.side
最初の頃は、女性ということもあってまともな会話が一切できなかった。それにAさんは無口やし。隣にいるだけで、緊張してしまって…。あの時は、きっと変に思ってましたよね？
em「Aさん、レモンティーです。砂糖も多めに入れときました。」
yk「………ありがと、エミさん。僕、エミさんが入れる紅茶好き。」
好きになるまで、そう時間はかかりませんでした。貴方の仕草や行動が、とてもかわいくてかっこよくて、いとも簡単に惚れてしまいました。我ながら、チョロいやつや…。
yk「………エミさんが入れる紅茶は世界一美味しいと思ってる。」
em「ふふ、ありがとうございます。Aさんはいつも、私に素敵な言葉をかけてくれますね。」
yk「……………お世辞とかじゃなくて、常に思ってることだから。」
やっぱり貴方は素敵な方です。チーノくんが女神様というのも分からなくもない。男前な性格をしてるし、いい意味で女性らしくないですし。だから、私もすんなり会話ができるようになりました。
em「Aさんが作ってくれた、ケーキもとても美味しいですよ。ちなみに、お世辞ではないですから。」
yk「…………………
不貞腐れてるAさんも、とても愛おしいです。私は、他の皆さんみたいにぐいぐいはいけないから、心の中でこの気持ちを押し込めてしまう。でも、皆さんにはバレバレみたいやけど。貴方は知らないと思いますが。
em「Aさんとはよくこうして、お茶会する仲になりましたね。昔やったら、考えられへんもん。」
yk「………
em「いやぁ、ほんまに。前は会話するだけで、手一杯やった気がします。」
貴方にちょっとでも近づきたくて、こうしてお茶会に誘ったり、本をお貸ししたり。でも、好きやけど私じゃAさんの隣には相応しくないから留めてて。自分でも、ほんまヘタレやなって思ってます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※続きます！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 153人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
runahadesu3(プロフ) - 夕凪死苑さん» コメントありがとうございます！夢主殿をかなり時間をかけて作りましたので、そう言っていただけて嬉しいです！心無い夢主に絶対言わせようとしてましたw これからも頑張りますので、楽しんで読んでください！ (2月1日 23時) (
レス) id: f079f41618 (このIDを非表示/違反報告)
runahadesu3(プロフ) - 夕凪死苑さん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！楽しんでもらえるようにこれからも頑張ります！ (2月1日 22時) (レス) id: f079f41618 (このIDを非表示/違反報告)
夕凪死苑 - これからも更新待ってます！頑張ってください！ (2月1日 11時) (レス) id: 2d1a360a6f (このIDを非表示/違反報告)
夕凪死苑 - 待って、主ちゃんがすごい可愛いｯｯｯ！部屋で悶えてましたw下ネタ言うあたりd!様だなぁと思いました、 (2月1日 11時) (レス) @page4 id: 2d1a360a6f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：runaha | 作成日時：2024年1月30日 1時
