【譲れないものがある】 ページ33
sho.side
別に最初はタイプでもなかった。そりゃ顔はかわいいし、胸もでかいけど好きになるほどじゃなかった。
無口やし、無表情やし、気が合わへんなって思ってたんや。
sho「A？起きてや。渡したいもんがあんねん。」
yk「……………ん。………なに…？」
話してみればノリはええし、いっぱい喋ると寝るのは難点やけど、尖ってるし。自然と、こいつと気が合うやんってなっていった。ただ、今でも笑ってるんかは分からへんけどな。
sho「やるわ。お前、犬好きやろ？キーホルダーあってん。」
yk「……………シャオちゃん、ありがと。
高嶺の花みたいな存在で、人形みたいにかわいくて。シッマ好きやけど、意外と毒舌で。あぁ、なんておもろいやつなんや。かわええな。好きやなって、いつの間にかなってた。
yk「………………シャオちゃんはいつも、僕に
sho「Aが好きそうかなと思ってるから。実際、喜んでくれとるしさ。」
yk「……………ん、
好きになる前は、ロボロたちのことを考えて予定とか、2人きりの時間を譲ってた。でも、自覚してからは譲らんくて、
アピールとかしててんけど鈍感やから気づいてへんかったな。そこもかわええけど！
yk「僕、シャオちゃんといる時間好き。もちろん、みんなといる時間も。」
sho「……それ、俺ら以外に言うなよ。A。」
きょとんとしてるその顔も、なんてかわええんや。どんだけ、俺を惚れさせるん？ここまで、好きになった女はお前だけやで。経験豊富ではあるほうやけど、こんな気持ちになるのは初めてや。
sho「………俺、Aのこと好きやで。」
yk「僕もシャオちゃんのこと好き。」
sho「………分かってへんやろ。お前。」
yk「……………？」
いつかでいいから、俺のこと好きになってほしい。
ゆっくり時間かけて、恋人になるまで。アピールし続けるけど、お前が恋のこと分かってからが本番やな。
yk「…………あ、コネさんからご飯来れるって。やった、何食べよう。」
sho「せやな、あいつに奢らせていいもん食いに行こうや。」
前までは傍から見てるだけやったけど、もう譲らへんで。
ゆっくり俺のもんに染めてやる。お前が俺を見てくれるその日まで。ずっと、好きで居続けるから。
だから、はよ俺のこと好きになって？
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runahadesu3(プロフ) - 夕凪死苑さん» コメントありがとうございます！夢主殿をかなり時間をかけて作りましたので、そう言っていただけて嬉しいです！心無い夢主に絶対言わせようとしてましたw これからも頑張りますので、楽しんで読んでください！ (2月1日 23時) (
レス) id: f079f41618 (このIDを非表示/違反報告)
runahadesu3(プロフ) - 夕凪死苑さん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！楽しんでもらえるようにこれからも頑張ります！ (2月1日 22時) (レス) id: f079f41618 (このIDを非表示/違反報告)
夕凪死苑 - これからも更新待ってます！頑張ってください！ (2月1日 11時) (レス) id: 2d1a360a6f (このIDを非表示/違反報告)
夕凪死苑 - 待って、主ちゃんがすごい可愛いｯｯｯ！部屋で悶えてましたw下ネタ言うあたりd!様だなぁと思いました、 (2月1日 11時) (レス) @page4 id: 2d1a360a6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：runaha | 作成日時：2024年1月30日 1時
