��獣がうさぎに化けたみたいな人 ページ10
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お陰様で昨日7時すぎ位に帰ったからお母さんに心配されました。｢あんた変なのとつるんでないわよね｣って。いや……変ではないんだけど。変態ではあると思う(
まだ痛む腰を擦りながら席につくとこんな話が聞こえてきた。
｢昨日ヤ るって約束してたのにテヒョン先輩ドタキャンだったんだけど！？もうやだ…｣
｢え、私今日なんだけどドタキャンとかないよね…｣
｢他の女とだったらまじで女殺しそう｣
それ私だね。完璧私だわ。殺されないよね私。
背筋が凍る感覚に耐えながらバレませんようにとひたすら願った。
｢あ、A｣
｢え、｣
｢あ、Aちゃん｣
なんでそんなに堂々と名前を、呼ぶの？！こっちは殺されないかヒヤヒヤしてるんです！！
あぁもうほら、殺意で溢れてる視線が刺さる刺さる。
｢あなたテヒョン先輩達と何か関係あんの？｣
｢いえ、委員会が同じなだけですよ｣
｢あーそう、ごめん｣
こわ…っ、怖すぎる。たった20秒位で汗かきまくりなんですけど…！
チラっと廊下側を睨むといかにも楽しそうなテヒョン先輩。と、教室のドアに寄りかかって爪を噛んでいるジョングク君。何かジョングク君って寄りかかるの好きだなって今気付いた。
ケバい女子たちに囲まれることとこれ以上絡まれないことを祈ってそっぽを向くと。
｢Aちゃーん｣
なんとも楽しそうな声が耳に届く。
｢は、｣
｢なにやっぱあいつ｣
なんなの…？！なに、ジョングク君もドSなの、性格ひん曲がってんの？！
人が殺されるかもしれないんだよ！だから私は耳を塞ぎます。
もう、こんなことならあの時あのまま逃げてれば良かったのに。目を合わさなければ良かった。
｢Aちゃん｣
｢へ……っ？！｣
｢何で耳なんか塞ぐの｣
｢いや、それはですね、｣
耳を塞いでいたからジョングク君が私の机の前に来て私を見上げていたことにも気付かなかった。
テヒョン先輩とは真逆で自分の目が嫌になるほど目が大きくてうるうるしてる。これは本当にテヒョン先輩よりも厄介な人かもしれない。
｢名前呼ぶから｣
｢だって｣
｢だってじゃない、早く教室戻ってください｣
｢テヒョン先輩いるのに？｣
｢いやテヒョン先輩はいつ入ってきたんですか！早く帰ってください！｣
テヒョン先輩は喉をに口を近づけない！
ジョングク君は私をそんなに上目遣いしないで！
しかも後輩なんだから弱いの分かってるよね…？！
はい、強制退場です。
｢Aぷんぷんしてる｣
｢Aちゃんぷんすかしてる｣
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사랑해 - とてもドキドキするお話です!!‼更新楽しみにしてます‼ (2022年2月14日 16時) (
レス) @page20 id: f288e91b85 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんるな(プロフ) - じゅりさん» ありがとうございます…！！今の時期中々更新出来ないですが、頑張ります！！ (2019年9月9日 1時) (レス) id: 7210f856d5 (このIDを非表示/違反報告)
じゅり(プロフ) - 最高です！更新頑張ってください！(・∀・) (2019年8月20日 15時) (レス) id: 4531c8392e (このIDを非表示/違反報告)
ちょんるな(プロフ) - BeBeさん» 最高だなんて…ありがとうございます…泣頑張ります…… (2019年7月27日 23時) (レス) id: 7210f856d5 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんるな(プロフ) - RAIMUさん» 返信遅れてしまってすみません…更新頑張ります！！ (2019年7月27日 23時) (レス) id: 7210f856d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょんるな | 作成日時：2019年1月19日 1時
