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私には未来予知をする力なんて無いし、もちろん地球上でそんな能力を持ってる人は0%に近い。
もし、私にそんな力を持ってたらこんな冷や汗ダラダラな状況に至ってなかったし、この廊下を通らなかった。
｢へー、めっちゃ可愛いね｣
｢一緒にサボろって｣
｢いやあの、先生に呼ばれてまして…｣
テヒョン先輩とかユンギさんみたいな威圧みたいな感じじゃなくて、不審者みたいな感じ…分かります？(
とにかく誰か……
｢本当に先生に…｣
｢1時間だけだから｣
もしこの状況で逃げたとしたら。私は100m15秒。
800mの男子高校生の平均を2分10秒だとしたら私は2分12秒。うん、無理だね。
でも、隙をついたら…行けなくもないか。
｢え、何で俺の事そんなに見つめてんの？好きになっちゃった？｣
うるさいな黙ってくれ。こっちは今作戦を立ててるんだよ。いくら何でも勘違い甚だしいだろ。
｢好きになっちゃったら連れていくしかないよな｣
｢ちょ、まっ｣
気持ち悪い男に腕を引かれた瞬間、ふと掴まれていた圧迫感がふっと消えて、私の目の前には廊下が伸びていて……勿論私の腕を掴むものも無いし。
…え？神隠し？
｢久しぶりだな｣
この声、聞いたことがある。テヒョン先輩と違う種類の低い声。
｢おっ…お前っ…ミン、ユン｣
｢おいその汚ねえ口で俺の名前を呼ぶな。俺の名前が穢れんだろもっかい蹴られてえのか｣
どうやら、あの男はユンギさんにぶっ飛ばされたようで。と言うより、蹴られたが正解なのか？
全員の顔が真っ青なのは、きっとユンギさんの威圧…(
｢何見てんだよ早く行けやカスが｣
漫画で見る、めちゃくちゃ見る展開すぎる。
｢お前、名前何だっけ｣
話しかけられただけで怖い…ミンユンギ恐るべし…
｢キ、キムAです…本当に、ありがとうございます…｣
｢てか何でこんなとこいんの｣
｢？先生に呼ばれて｣
｢ここ旧校舎で今みたいな野郎共しかいないけど｣
｢は…？！｣
私は…道を間違えたのか？！嘘でしょありえない…
｢道を、間違えました…｣
｢職員室に行く道と？｣
ユンギさんは目を見開くと｢はっアホだな｣と私を鼻で笑った。良いですよ別に！仕方ないじゃないですか！？
ユンギさんがよそ見していると思っていたら思いっきりこっち向いてて、少し睨んだのがバレバレだった。あ…終わった…これ完全にボコられるやつ…
｢今俺の事睨んだの？｣
｢ぃっ…いや、ぜんぜん、｣
お疲れ様キムA。
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사랑해 - とてもドキドキするお話です!!‼更新楽しみにしてます‼ (2022年2月14日 16時) (
レス) @page20 id: f288e91b85 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんるな(プロフ) - じゅりさん» ありがとうございます…！！今の時期中々更新出来ないですが、頑張ります！！ (2019年9月9日 1時) (レス) id: 7210f856d5 (このIDを非表示/違反報告)
じゅり(プロフ) - 最高です！更新頑張ってください！(・∀・) (2019年8月20日 15時) (レス) id: 4531c8392e (このIDを非表示/違反報告)
ちょんるな(プロフ) - BeBeさん» 最高だなんて…ありがとうございます…泣頑張ります…… (2019年7月27日 23時) (レス) id: 7210f856d5 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんるな(プロフ) - RAIMUさん» 返信遅れてしまってすみません…更新頑張ります！！ (2019年7月27日 23時) (レス) id: 7210f856d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょんるな | 作成日時：2019年1月19日 1時
