･ ページ16
.
｢や、だ…っ、｣
｢んふ｣
｢じょんぐくくんっ……｣
｢ん？なに？｣
わざと耳にキスしながら話すのは、だめだよ。
｢声可愛い｣その囁きに首を振る。
｢目うるうるしてきた？｣
｢ん……｣
体も火照ってきた時、また、内腿に生暖かい感触。
先輩が一気にフラッシュバックしてきた。
｢…Aちゃん、今なんか考えてた？｣
｢い…いや、何にも…｣
｢何か目がぼーっとしてた、俺とヤってる時に他の男のこと考えないで｣
｢わ、わかった、｣
｢俺しか考えないで｣
｢うん、｣
ぎゅっと右手を握られる。
｢じょんぐく君、｣
｢ん？｣
言葉なんて雰囲気で結構行けるもんだ。その場の流れでふわ〜って。恥ずかしい言葉でも。
｢好き、だ…よ……｣
｢え…ぁ…うん｣
｢…うん…？｣
思ってもみない反応に、少し落ち込む。私を見つめたまま、また視線が離れない。
やっぱり、言わない方が良かったかもしれない。
｢何かもう、Aちゃん可愛くて抱くのめんどい｣
｢へ…？｣
｢それよりAちゃん抱きしめたい｣
｢うん…？｣
制服も直さないままあっという間に抱きしめられる。ジョングク君の甘い匂いがふわって、鼻を掠める。
｢ぁー……Aちゃん好き｣
｢私も、｣
｢友達として？｣
｢？…うん｣
｢違うよ、惚れてよ｣
｢ほ…｣
｢俺のこと好きにさせるから｣
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2730人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
사랑해 - とてもドキドキするお話です!!‼更新楽しみにしてます‼ (2022年2月14日 16時) (
レス) @page20 id: f288e91b85 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんるな(プロフ) - じゅりさん» ありがとうございます…！！今の時期中々更新出来ないですが、頑張ります！！ (2019年9月9日 1時) (レス) id: 7210f856d5 (このIDを非表示/違反報告)
じゅり(プロフ) - 最高です！更新頑張ってください！(・∀・) (2019年8月20日 15時) (レス) id: 4531c8392e (このIDを非表示/違反報告)
ちょんるな(プロフ) - BeBeさん» 最高だなんて…ありがとうございます…泣頑張ります…… (2019年7月27日 23時) (レス) id: 7210f856d5 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんるな(プロフ) - RAIMUさん» 返信遅れてしまってすみません…更新頑張ります！！ (2019年7月27日 23時) (レス) id: 7210f856d5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちょんるな | 作成日時：2019年1月19日 1時
