『 ジ ョ ン グ ク 専 門 店 』

◎ご近所さん ページ8

あなたはピチピチ大学1年生、あるマンションの住人になります＿＿＿＿。

対するジョングク君は大学3年生、同じマンションの普通に格好いい住人＿＿＿＿(?)

.




「１人暮し...！！」


悩みに悩んだ。
いくつもの条件をクリアし、やっとたどり着いたこのマンション。

お母さんお父さんも、もう大学生だし。と、一緒に探してくれたこのマンション。



「お隣さんに挨拶ってした方がいいかな..」



でも、やっぱり何かこう、ちょちょっとお菓子付けた方が喜んでくれるよね。
よし明日挨拶しに行こう



すると、ぐうぅ..と、お腹が鳴ってしまう。



「お腹減った....」


コンビニでも行こうかな

無造作に置いてあった春のトレンチコートを着て、いざ。


階段を降りて行くと男の人がうずくまってる....??

と、思いきや



「ほれほれー」


猫と遊んでただけかあ....それなら良かった

一応看護学校行ってるからそれなりには。



「こっ、こんにちは」


「あ、こんにちは」


振り返った男の人は.....


格好いい...!!
私こんなイケメン見たことない.....!!

もしかしたら同じマンションかな?


「引っ越して来たんですか?」


「はい、大学生１年になったので」


「お、じゃあ俺の方が上だね笑俺大学3年のチョンジョングク」


「わ、私はキムA、です!」



そんなかしこまらなくても、と微笑むジョングクさん。
格好いいです....



「部屋何番?」


「えっと、104です」


「ああ...俺106なんだよな...どうせならお隣さんが良かったね」


「ぇっ、はい!」


こんなイケメンとお隣とか無理無理無理!

また。ぐうぅ、とお腹が鳴ってしまった。



「ふふ、お腹減ってる?もしよかったらうちおいで??」


「やっ、そ、そんな...迷惑に」


「ならない、俺暇だから猫と遊んでたの、ね?」


「じゃ、じゃあ....すみません....」


どどど、どうすれば良い...?!

やっぱりお部屋良い香りすんのかな...?!



登って行くジョングクの背中はとても大きくて。
抱き付きたくなってしまう。





「汚いけど、どーぞ」


「お、お邪魔します...」


わ、全然汚くない!!
良い香り...する!←


はわわ....



「てきとーに腰掛けてー」


パーカーを脱ぐ仕草すら、かっこよくて。

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