『 ジ ョ ン グ ク 専 門 店 』

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「えへへ、ありがとう笑あ、Aちゃん仕事あるでしょ?戻って、ゴメンね、付き合わせちゃって」



「んーんいつでも話して笑じゃねー」


印象が全然変わったなあ...
あんな良い子だったなんて。



オフィスにもどるとアイツは女の子達と楽しそうに話してた。そしてシュガオッパが眠そうに入ってきた。


...何かつまんない。いつものことなのに。



「シュガオッパ染めたんですか?私白の方が良かったなあ」


「俺の勝手だろ」


「A見て俺も染めたの〜」


どこからかテヒョンオッパも来た。


「似合ってますよ。」


アイツとの会話をふと思い出す。
なんだったんだろう。



ともかくイケメンは何でも似合うね



「Aは染めてんの?」


「染めるけど明るい色似合わないから、暗い色にしてます」


「何それジョングギみたーい」


え?私がアイツ??ない。



「グギも明るいの似合わないって暗くしてんの、ほれ」


ああ、まあ、言われて見れば



「あと、Aグギとおんなじピアス持ってない?黒い小さいピアス」


「へえ、そうなんですか」


「何それ嬉しくないの?」


「コイツの場合は逆なんじゃねぇの。」


そうですね。逆です。



「じゃあさ、今度俺ともおんなじピアス買おうよ!」


「まぁ、暇ですし」

どんだけ私暇なん。
ダヒョンとかと買い物行きなさいよ。

「また聞きに来るねー!!」



半寝のシュガオッパを担ぎ上げオフィスを出ていった。
てか何でシュガオッパここきたん。
自由人か。


やっと自分の席に戻りパソコンを開くとアイツも帰って来た。
鼻歌を歌いながら。ウフウフか。



「お前さ、さっきヒョン達とピアスと髪の話ししてただろ。」


「うん。」


「そんだけ。」


なんなん。
まあ関係ない。
そして近くに置いていたペンを取ろうとすると。ない。


置いてなかったっけ






ふと隣を見ると器用にペンを回していた。


「ねえ、返して」


「えー?」


「返 し て」


「はあ〜....」


これでやっと終わったと思うと今度は頬杖をし私をじいーっと見つめる。


何なんの....?!



「お前俺と同じピアス持ってたって知ってた?」


まだ頬杖をつき、私のアメリカンピアスを触りながら話す。
少しイライラしながら返事をする。



「知らんかったけど。」


「ふーん。そ。」


今度こそ、と思うと
髪を耳に掛けられる。

本当なんなの...



「こうした方が良い。」


「はいはい。」


やっと気が済んだようで。

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