diamond honey (ページ8)

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act6 ページ8

「おまたせ」

涼「おかえり、ってメガネとったんだ」

「うん、学校の人に気づかれて噂になるの面倒だったからね」

とか言ってるけど心の何処かであの見た目のまま涼太くんと一緒にいたくないと思ってた

かわいい自分で一緒にいたいとか…

いや、だから違うってそんなはずは無い

涼太くんがかっこいいから一緒にいて浮かないようにってだけ！うん、そう！

涼「やっぱそっちの見た目タイプなんだよな～」

「見た目って笑」

涼「でも性格はどっちも好きだけどね？」

好きって言われてまたドキッとしてしまった

あーほんとに勘違いしてしまいそうになる

「…ありがとう」

涼「ねえ、それ一口ちょうだい？」

「え？これ凄い甘いけどいいの？」

涼「うん、どれだけ甘いか気になる笑」

「ふふっどーぞ」

涼「俺のもあげるよ Aちゃんには苦いかな～」

「バカにしてるでしょ？笑」

涼「そんなことは無いよ？」

嘘だ…にやにやしてるじゃん

てかお砂糖入れないでカフェオレ飲むの初めてかも

…あれ？ちょっと待ってこれって間接キスじゃ、、

「あ、、」

気づいた時には涼太くんはストローを口につけていて

やばい意識したら急に恥ずかしくなってきた

涼太くんはそんなこと気にもせずキャラメルラテ飲んで甘っ！って驚いてる

涼「あれ、飲まないの？」

「え？いや…飲む飲む」

変に心臓がドキドキして

ストローに口をつけるとコーヒーの苦味が口に広がる

涼「どう？美味しい？」

「やっぱり苦い…」

涼「そっか～そりゃそんだけ甘いの飲んでればこれは苦いか笑」

そう言って笑顔を向けてくる涼太くんがいつもよりキラキラと輝いていて

飲んだカフェオレはアイスだったはずなのに唇が熱くなった