じゅうに ページ13
うらたさんと付き合い始めて１ヶ月が経った。
そして私は1つだけ分かったことがある。
それは うらたさんの独占欲が強い ということ。
私がうらたさん以外の男子、例えばセンラくんと話していると大体うらたさんが来て私と二人っきりにしようとする。
そのせいでセンラくんとは最近あまり話せていない。
しかし独占欲が強いからと言ってうらたさんが嫌いになったわけではない。
むしろ好きだ。
私だってうらたさんが知らない女子と話しているところを校内で見かけた時は持っていたプリントを握りしめた。
私もまぁまぁ独占欲というものが強いとその時分かった。
独占欲が強い同士カップル…か。
そんな変な言葉を考えていると私を呼ぶ声が聞こえた。
う「A。ごめんな、部活長引いちゃってさ…」
そう言い悲しげな表情をするうらたさん。
それに私は笑顔で応える。
「大丈夫ですよ！さ、帰りましょ？」
今の私はとっても幸せだと思う。
こんなに幸せだと思ったことなんてなかったから。
昔付き合ったことが一度だけあった。
その時の男はただリア充というものになりたかっただけのクソ男だった。
私への愛なんて一つもなかったのだ。
私と付き合った次の日にはクラス全員に言いふらしては調子に乗ってるただのアホだった。
教卓の前に引っ張られたと思ったら こいつ俺の女だから手ぇ出すなよ などクソ発言をしてきた。
挙句の果てにはDTを卒業したいからやらせろなど私に言ってきたがこいつで卒業するのは流石に嫌だったので逃げたのだ。
その後のことはほとんど覚えていない…というより思い出したくないと言った方が正しいだろう。
嫌なこと思い出したな…
う「あ、ねぇねぇ」
とうらたさんが私の袖を引っ張ってきた。
うらたさんの一つ一つの行動が可愛いなぁと思いながら私はうらたさんの方を見る。
う「お腹空いちゃったからコンビニ寄らない？」
たしかに私も少し小腹が空いてしまった。
私はうらたさんの意見に賛成してコンビニに向かった。
道中はうらたさんと漫画の話をして盛り上がっていた。
そしてあっという間にコンビニについた。
コンビニというより駄菓子屋さんみたいな感じだがコンビニらしい。
あまりこっちの方に来たことなかったから知らなかったなぁ…
うらたさんは早々に会計を済ませていた。
私も適当に選んで会計を済ませ、店を出る。
う「あちち…ふぅー……んーおいし」
美味しそうに食べているうらたさんを見ていると何故だか幸せな気分になれた。
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夢月 - うらたんかわいいです！それにかっこいい！！裏表のあるうらたんいいですね〜！！続き楽しみに待ってます！ (2018年10月2日 1時) (
レス) id: 3341f5a27c (このIDを非表示/違反報告)
死神 - (。∀°)すご〜い ←ありがとう→ (2018年9月21日 0時) (レス) id: 56c6f4a6d8 (このIDを非表示/違反報告)
ぽっちゃり娘 - うらたさんめちゃかわいいくて反則すぎ...!続きめちゃくちゃ気になる！！更新楽しみにしてます！ (2018年9月3日 20時) (レス) id: d40d15ff7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひーらぎ | 作成日時：2018年8月31日 2時
