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じゅういち ページ12

う「俺とキスしよ?」

「…え?」

一瞬なんて言われたのか分からなかった。

うらたさんと…キス…?

私はキスということをしたことがなかった。
そう、ということはファーストキスをうらたさんに奪われるということ。

う「罰ゲームなんだから拒否権なーし。
…ちゅっ」

まんまとうらたさんに初めてを奪われた。

うらたさんと…キス…しちゃった。
うわぁ…今の私絶対顔赤い…

う「ふふ、耳まで真っ赤じゃん。
もしかして…初めてだった?」

顔どころじゃなかった…

「そうですよ…」

顔が凄く熱い…

う「こっち向いて」

「?…んっ?!」

うらたさんにこっち向いてと言われ、うらたさんの方を向いた瞬間押し倒され、口の中に何かが入ってきた。

なになに…??!

何をされてるのか分からない。
苦しい、凄く苦しい。
腰の辺りがたまにゾクッとするこの感覚はなんだ。
段々力も入らなくなっていく。

う「もっと舌出して」

うらたさんにそう言われ、私は言うことに従う。
息もそろそろ限界になってきた。
私はうらたさんの胸をとんとんと叩く。
するとうらたさんはやめてくれた。
二人とも呼吸は乱れ、見つめ合った。
うらたさんの目を見るとまだ足りなさそうな目をしていた。

う「あの、さ…俺…Aが好き」

「…はっ?」

色々訳が分からない。
好き?うらたさんが?私を???

私が困惑しているとうらたさんがゆっくり話し出した。

う「昨日初めて会ってから…す、好きになった。
一目惚れ…ってやつ…?
俺…Aに落ちたんだ」

これは…告白というやつ…?
いやいや、告白するのはいいけど体勢が…
床ドンされながらの告白って。

「…告白、ですか」

う「…そう」

正直これが本当なら凄く嬉しい。
だって私もうらたさんに落ちかけているから。
いや、もう落ちているかもれないけど。
これは両想いというやつなのかな。
私の答えは一つしかない。
私はゆっくり身体を起こし、うらたさんの目を見て言った。

「私も好きですよ、うらたさん」

う「それって…俺と付き合ってくれるの…?」

「私なんかでよければ是非」

そんなこんなで私はうらたさんと付き合うことになった。

じゅうに→←じゅう



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夢月 - うらたんかわいいです!それにかっこいい!!裏表のあるうらたんいいですね〜!!続き楽しみに待ってます! (2018年10月2日 1時) (レス) id: 3341f5a27c (このIDを非表示/違反報告)
死神 - (。∀°)すご〜い  ←ありがとう→ (2018年9月21日 0時) (レス) id: 56c6f4a6d8 (このIDを非表示/違反報告)
ぽっちゃり娘 - うらたさんめちゃかわいいくて反則すぎ...!続きめちゃくちゃ気になる!!更新楽しみにしてます! (2018年9月3日 20時) (レス) id: d40d15ff7a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひーらぎ | 作成日時:2018年8月31日 2時

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