【完結】人間観察【吹雪士郎】 (ページ20)

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士郎観察日記18 ページ20

貴方「アツヤちゃん……。」

話はわからないけどアツヤちゃんが自分の意思を抑えてここに来たのはわかった。

アツヤ「情けねぇなぁ……俺;;;」

ズビッと鼻をすすって苦笑いするアツヤちゃん。

貴方「本当に死んでるの…？」

アツヤ「あぁ。そうだぞ？雪崩事故。お前を庇って死んだんだ。」

私を………庇って………？

アツヤ「あ、俺もういかなきゃいけねぇみたいだな…じゃあ逝ってくるわ。」

さらっと怖いことをいったアツヤちゃんの顔は……悲しそうだったけどなにかスッキリしたみたいだった。

貴方「………えちょっとまっt (((((((((

士郎「おーい！Aちゃん！」

士郎くん…！？」

士郎「士郎くんだよ^^」

いや、なんかどっかのアニメの名言みたいなこと言わないでくださいよ…

ってそんなことより！

貴方「士郎くん！アツヤちゃんが…！」

"アツヤちゃん"と言ったとき、士郎くんの顔が少し歪んだ。

　

士郎「アツヤが…どうしたの？」

悲しそうな目で私を見つめる士郎くん。

貴方「アツヤちゃんが…」

そういってさっきまでアツヤちゃんがいた方向を見て指差したが

誰もいなかった。

士郎「そこになにかいるの？」

多分士郎くんは今私のことどうかしてると思ってると思う。

貴方「アツヤちゃんが…………」

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その日からアツヤちゃんが私の前に来ることはなかった。

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更新遅くなってすみません。