【HQ!!】神様に逆らった結果、ハイキューの世界に送り込まれました ぱーと９

逆らった４２９回目 ページ31

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別に冷たくしたくてしてるわけじゃない。





｢飛雄は私に勉強教えてもらおうって思ってるの？｣

影｢あぁ。お前以外頼れる人なんか…いなくもないけど……俺はお前に教えてもらいたい、から｣




可愛すぎか馬鹿野郎。



｢じゃあ、条件出すからそれクリアできたらいいよ、協力する｣



私がそう言ったら飛雄はぱぁっと顔を輝かせた。

やめてちょっとこれから出す条件アレなのに、せめて条件聞いてから反応してよ。




｢条件はふたつだけ。

定期考査で平均80点以上取ること。
それまでは私に頼らず勉強すること。｣


及｢は、ちじゅー…｣

リ｢それ俺も無理だ…｣





Ｔ大に行きたいってんならそれなりの行動と結果を出してもらわないと困る。





及｢…いくらなんでも飛雄にそれは無理なんじゃ、｣

｢珍しいですね及川さん。飛雄の心配するなんて｣





んー、及川さんならどうして私がこんな条件出したかわかってくれると思ったんだけどな、残念。





｢あのね、飛雄。私がいつまでも飛雄の面倒見てあげられると思ったらそれは間違いだよ｣





だって、私の記憶は戻らないかもしれない。

及川さんと京治を信じてないわけじゃないけど、それでも。



多分、戻らなかった場合、私はみんなとそこまで深くかかわらない。

ハイキューのキャラは知っていたからこんなふうにいい関係を作れたけど、全部忘れてしまうんなら私の性格もリセットされるって思ってる。


私は元々そんなに友達とか大切にしてこなかったし、面倒なことはいやだから、元来の私に戻ったらこの厄介で騒がしい連中の中には二度と入らない。


バレー部の誰一人とだって元の関係には戻れないと思ってる。




それでも飛雄がＴ大に行きたいっていうなら、尚更私の代わりに勉強を見てくれる人が必要なんじゃないか。




｢だから、私がいなくても出来るってことを証明して見せてほしい｣

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