逆らった３５９回目 ページ10
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翌日、私はまたも白福さんのお世話になってそれなりのお洒落をした
そして約束した場所にいざ行こうと音駒高校を後にした
それはいい。いいんだけれども。
｢なんでついてきてんですか…｣
黒｢もし宮って奴がなにか企んでたらって思ったら心配で心配で｣
｢保護者かよ｣
何故か私服を着た黒尾さんが私の横に。
黒｢ていうか待ち合わせ場所まで行けねえだろ？｣
｢いや、私のiphoneにかかればそんなもの…っあれ？iphoneない!!忘れた!!!!｣
黒｢やっぱりAちゃんって馬鹿だろ｣
｢待ち合わせ場所覚えてない…｣
黒｢オイ｣
iphoneにメモったからな…
｢一回音駒戻り＿＿＿｢その必要はあらへんよ｣へっ？｣
黒尾さんの服の裾を引っ張って音駒の方向に戻ろうとしたら、どこからか声が聞こえた
この声は、
｢…宮さん？｣
宮｢おー、どうせ待ち合わせしても辿り着けへんと思ってこっちまで来たんやけど｣
声のするほうを向くと、モデルをやっててもおかしくない位のセンスの服を着た宮さんが立っていた
わー…スタイルいいからなぁ、羨ましい
宮さんは私を一瞥した後に黒尾さんに目をやり、ニッコリと貼り付けられた笑顔で口を開いた
宮｢…そのでっかいの、何？｣
黒｢…そっちこそ、誰？名前は？｣
黒尾さんもニコッと笑う
いや、あの、何でこここんなに空気重いの
宮｢先に聞いたんはこっちやろ｣
黒｢…｣
黒尾さんは笑顔を貼り付けたまま、ポッケに突っ込んでいた手を右手だけ出して、いきなし私の肩を抱いた
オイお前何言う気だ
黒｢Aの彼氏の黒尾鉄朗デス〜♡｣
｢｣←もう否定するのも面倒くさい
宮｢(…Aが否定しないっちゅーことはほんまに彼氏かこいつ)｣
黒｢知り合ってばっかの男と出掛けるってんで心配だったから付いてきたんだけど、なんか文句ある？｣
宮｢…いや、まぁ、彼氏なら心配よな、わかるで｣
黒｢んじゃあ一緒にいてもいーよな？｣
｢あ、いや、黒尾さんはどっか行っててください｣
黒｢ な ん だ と ｣
私は宮さんに聞きたい事があるから今日会ったのに、黒尾さんがいたんじゃ話しづらいっつうの
ていうかほんと誤解も生まれるしどっかで油でも売っててほしい
私にそんなこと言われるとは思ってなかったのか、黒尾さんは想像以上にダメージを受けていた
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霸留(プロフ) - 美鈴さん» ありがとうございますー！黒尾さんの小説じわじわ増えていくんで…(( 今年もよろしくお願いしますね！ (2018年1月2日 8時) (
レス) id: 64be8c441b (このIDを非表示/違反報告)
霸留(プロフ) - ソルト＝塩さん» ありがとうございます！待っていてくれるからとその言葉に甘えっきりにならないよう努めます！ (2018年1月2日 8時) (レス) id: 64be8c441b (このIDを非表示/違反報告)
霸留(プロフ) - 審神者代理さん» 及川さんはたまに残念だけどサラッとイケメンなことするからやばいですよね (2018年1月2日 8時) (レス) id: 64be8c441b (このIDを非表示/違反報告)
霸留(プロフ) - チョコたんさん» さぁ…笑 そこらへんはまだ秘密です！ (2018年1月2日 8時) (レス) id: 64be8c441b (このIDを非表示/違反報告)
霸留(プロフ) - 歩美さん» ありがとうございます！明けましておめでとうございます！今年もカメさんかもしれませんが、何卒よろしくお願いします！ (2018年1月2日 8時) (レス) id: 64be8c441b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霸留
| 作成日時：2017年10月10日 0時
