逆らった３７５回目 ページ26
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宮｢ひとつめ、今日泣いた理由を誰かにちゃんと話すこと｣
｢…え、｣
宮｢Aは基本的に自分の中に色々溜め込むタイプやろ。そんなん俺はやめてほしいって思う。だから、声に出して溜まってるモン吐き出してほしい。別に全部やなくてええねん、とにかく…自分の弱味とか、そういうの見せれるヤツに色々話して、聞いてもらって、たまには相談に乗ってもらうんよ
こんな事が楽しかった、嬉しかった、悲しかった、辛かった
こんな事があって不安だ、どうすればいいかわからない、って｣
｢ひ、引かれるかもしれないし｣
宮｢Aのことが本当に好きな奴なら何聞いても引かへんよ｣
｢＿＿…そう、ですかね｣
宮｢おん、もしそういう相手が居らんかったら俺が話聞いたる｣
｢……｣
宮｢とにかく、誰かに話してな｣
｢、わかりました｣
相変わらず真っ直ぐな瞳で真剣に話してくれるな、この人
胡散臭さは黒尾さんと同じはずなのに、なんか宮さんはとっても信頼できる気がした
別に黒尾さんが信用出来ないってわけじゃないヨ？ウン
私が頷くと、人差し指に続き中指も立てた
宮｢ふたつめ、自分を強いだなんて勘違いしないこと｣
｢…つよ ｢うっさい｣ ひどい!!｣
宮｢あんなぁ、ほんっっっまにこれ、守って欲しいねん｣
｢…なんで？どこが弱いと思うんですか？｣
宮｢どこが、とかやないの、とにかくAは強くないからな、ちゃんと約束守ってな｣
｢はーい…｣
なんかよくわからない約束だなコレ
まぁいいか、別に宮さんが私を四六時中監視できる訳でも無いし、ていうか自分を強いと思うなんて心の中でだからバレやしない
宮さんはみっつめ、と言いながら薬指を立てた
宮｢…これは別に強制やないけど、｣
｢？｣
さっきまでサラサラと言葉を紡いでいた宮さんが口をもごもごし始めた
え、早く話して欲しいんだけど←短気
宮｢笑って、ほしい｣
｢…………………………は？｣
宮｢や、これほんと強制やないで、ていうかほぼ俺の願望みたいなもんやし、｣
何故か慌てて喋る宮さんに、私は純粋な疑問を投げた
｢…笑ってって、なんで笑ってほしいんですか？｣
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霸留(プロフ) - 美鈴さん» ありがとうございますー！黒尾さんの小説じわじわ増えていくんで…(( 今年もよろしくお願いしますね！ (2018年1月2日 8時) (
レス) id: 64be8c441b (このIDを非表示/違反報告)
霸留(プロフ) - ソルト＝塩さん» ありがとうございます！待っていてくれるからとその言葉に甘えっきりにならないよう努めます！ (2018年1月2日 8時) (レス) id: 64be8c441b (このIDを非表示/違反報告)
霸留(プロフ) - 審神者代理さん» 及川さんはたまに残念だけどサラッとイケメンなことするからやばいですよね (2018年1月2日 8時) (レス) id: 64be8c441b (このIDを非表示/違反報告)
霸留(プロフ) - チョコたんさん» さぁ…笑 そこらへんはまだ秘密です！ (2018年1月2日 8時) (レス) id: 64be8c441b (このIDを非表示/違反報告)
霸留(プロフ) - 歩美さん» ありがとうございます！明けましておめでとうございます！今年もカメさんかもしれませんが、何卒よろしくお願いします！ (2018年1月2日 8時) (レス) id: 64be8c441b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霸留
| 作成日時：2017年10月10日 0時
