【HQ!!】神様に逆らった結果、ハイキューの世界に送り込まれました ぱーと６

逆らった２７９回目 ページ30

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匂いを嗅いだのはもちろん国見しかいない





｢今汗くさいからやめてくんない？｣

国｢あのさ、｣

｢なに｣

国｢変なこと聞いてもいい？｣




変なこと？

なんだろう、ほんとに変なこと聞いてきたら殴り飛ばそうかな((





国｢誰かと一緒に寝てない？｣

｢は｣

国｢それか誰かに長時間抱きしめられたとか｣

｢ほ、ほわい｣



国｢ついこの間からだけど、Aから違う人の匂いするんだよね｣




なにこいつ怖い



え？わかるの？わかるもんなの？？




｢き、潔子さんと一緒に寝てるからかなぁ｣


国｢…ふーん？｣


｢な、なに｣


国｢嘘が下手なんだよねー｣


｢痛いですごめんなさいちょちょちょｷﾞﾘｷﾞﾘいってる骨折れるガチで!!!!｣


国｢正直に話そっか｣


｢なんで拷問にあってんの私？？｣




黒尾さんと一緒に寝てる、なんて言ったら国見がどうなるか…考えただけでもおそロシア←


誰か助け舟出してくれないかな、と思っていたら喧しい声が聞こえてきた




兎｢Aー！｣




な ぜ あ な た な の




｢な、なんですか木兎さん今私拷問に遭ってるんですよ｣


兎｢え、そうなの？｣


｢助けてくれるんなら助けてくれませんか｣




げっそりした顔で木兎さんにそう言ったら、少し首を捻って、そのすぐ後に木兎さんとは思えない雰囲気を纏って口を開いた




兎｢…国見ィ、Aから離れろ、今すぐ｣




国｢!?｣
｢!!｣




誰この怖い人※木兎さんです



おかげで国見がぱっと離れちゃったよ。いやいいんだけど、いいんだけどこの人誰※木兎s(ry




兎｢うし、離れたな？

ということでA！肝試しの時に約束したアイス！｣


｢え、あ…はぁ｣




国見が離れたことを確認するや否やすぐにいつもの明るい笑顔に戻った


えぇー…今さっきの殺気混じりの木兎さん何だったんだろ


今の赤葦さんに見せたらなんていうかな…




なんて思ってたら木兎さんが｢アイスーアイスー♪｣とはしゃぎながら歩き出した




兎｢あ、国見もアイス食べる？｣


国｢…や、いーです

A、またね｣




ぽん、と頭の上に手を乗せて、そのまま反対方向に国見は歩き出した


んー…




｢さっきの本当に木兎さんですか？｣


兎｢それちょっと失礼じゃない？？｣

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