【HQ!!】神様に逆らった結果、ハイキューの世界に送り込まれました ぱーと６

逆らった２６９回目 ページ20

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月島side








無自覚なのか、わざとなのか








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Aは僕を贔屓してると思う


贔屓？いや、それじゃあ少し意味が違うかもしれない。


じゃあなんだ、なんて言えばいいんだろう



そう考えながらアイスクリームを１口頬張る




国｢はい、あーん｣


｢アホかそんな恥ずかしこと出来るはずないでしょ｣


国｢月島とはするくせに？｣


｢あんたとツッキーを一緒にすんな｣




……流石にアイスクリームであーんはしないけどね？




｢ていうか国見と私の頼んだやつモロかぶりしてんじゃん｣


国｢…ちぇ｣


｢そっちのはだいぶ違うよね、ていうことではい｣


月｢え、｣


｢蛍のアイス、美味しそうだから一口ちょうだい｣





私のもあげる、となんともまぁ悪意のない笑顔で一口分のアイスを差し出してくる


…君の隣にいるやつの顔みた？？ねぇ？？？般若がいるんだけど？？？？





｢…いらない？｣


月｢…仕方ないから食べてあげる｣


｢ふは、なにそれ

はい、あーん｣


月｢ん、｣




ふーん、その味もなかなか美味しいな


自分のアイスも一口分掬ってAに差し出す




月｢はい｣

｢んー｣




それを美味しそうに頬張る


なんか餌付けしてるみたいだなって毎回思う





国｢つきしま…!!｣


月｢僕に怒らないで｣


｢国見って面倒臭いねー｣


｢｢誰のせいだと｣｣




声を揃えてそう言ったら可笑しそうに笑った



入学当初と比べたら、よく笑うようになった気がする


最初は鼻血出すし目、合わせないし反抗的で性格悪いやつだって思ってけど、、なんか今思えばそれが懐かしい


みんなは無表情だとか言うけど、僕はそんなことないと思う




月｢また今度、春高終わってから来る？｣


｢んー、来れたら来たいねぇ｣


国｢俺も誘ってよ？｣


｢覚えてたらね｣





彼女が無表情になる日なんて来ることはないだろうな、と思いながらふたりのくだらない話を聞いていた

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