逆らった185回目 ページ35
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午後の練習の雰囲気は最悪だった。
「ドリンクは薄め、普通、濃いめ作ってみたんで、もう少し薄くしてもらいたかったり濃いほうがいいなって思ったら言ってくださいね」
黒「オイ、お前これひとりで運んだのか?」
「…それが何か」
黒「俺午前に誰かに手伝ってもらえって言ったよな?」
「一人でできるのでお構いなく」
黒「あっそーですか。そうだよな、体力ゴリラだもんな?」
「何その言い方…クソ腹立つんですけど」
黒「クソ腹立つのはお前だよ」
夜「おいおいおいおい!2人ともやめろって!
綾瀬も黒尾も落ち着け!」
「「・・・・・・」」
夜「綾瀬、女子がこんな重たいもの持つの危ないし心配だし、誰かに手伝ってもらおーな?な?」
焦りながら止めに入り私を諭すようにそういう。
夜久さんがそういうなら、まぁ…
「…はい」
黒「はぁー?なんで俺の言うことは聞かねーくせに夜久の言うことは聞くんだよ」
「別に私が誰のいうこと聞こうが勝手じゃないですか。ていうかアンタが勝手にしろって言ったんだから放って置いてください」
黒「あーはいそうですね、確かに言いました、すいませんねぇ構っちゃって」
「うっざ…」
黒「あ?」
「本当のこと言っただけです。黒尾さんうざい」
黒「っ、てめぇなー…」
海「ストップ」
黒「は?」
海「 ス ト ッ プ 」
「…」
黒「…」
「「スイマセン」」
*
菅「なんか、Aがあそこまであからさまに怒ってるの新鮮だよなー」
山「及川さんが泊まった時ですらあんな酷くはならなかったのに…何があったんだろ」
日「何があったか知んねーけど、黒尾さんってすごい人なんだな!」
旭「すごい?」
日「はい!
だって、あんな風に怒るって信頼してる相手にしかできないことじゃないですか!
黒尾さん、こんな1日2日でAに信頼されたんだなって思うとコレ、結構すごいことですよ!」
月「……たしかに」
田「でもあれ、流石に止めないと練習に支障が出るんじゃないスか?マネージャーチェンジ効かないんですか?」
澤「さっき黒尾にそう聞いたんだけど、その必要はないってバッサリ断られた」
菅「なーんかギスギスしてて危なっかしいけど?何が大丈夫なの?」
澤「さぁな
ま、黒尾はなんとか出来るやつだろうし、Aも練習に支障出すような馬鹿じゃない。大丈夫だろ」
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霸留(プロフ) - 結みょんみょんさん» ご閲覧ありがとうございます! 楽しみって言ってもらえて嬉しいです^^更新頑張りますね! (2017年5月27日 10時) (レス) id: 9ab1ebf13e (このIDを非表示/違反報告)
結みょんみょん(プロフ) - だめだ赤葦さんイケメンすぎて爆発しそう← 続き、楽しみです^^ (2017年5月27日 10時) (レス) id: cdfb7d94c7 (このIDを非表示/違反報告)
陽菜(プロフ) - ありがたいです!よろしくお願いします!!!! (2017年5月21日 23時) (レス) id: 95766b26f2 (このIDを非表示/違反報告)
霸留(プロフ) - リオさん» ご閲覧、応援ありがとうございます! 楽しんでいただけて嬉しいです!最近やたらスランプ気味で更新話数が少なかったんですけど、リオさんたちが応援してくださるので頑張れます!本当にありがとうございます! (2017年5月21日 21時) (レス) id: 9ab1ebf13e (このIDを非表示/違反報告)
霸留(プロフ) - 陽菜さん» そうですか!基本的に逆ハーなんで、オチとくっついてもなにしても逆ハーは続けようと思います! (2017年5月21日 21時) (レス) id: 9ab1ebf13e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霸留 | 作成日時:2017年5月3日 16時