【HQ!!】神様に逆らった結果、ハイキューの世界に送り込まれました ぱーと４

逆らった１７３回目 ページ23

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｢ちょ、ちょっとここらへん凝っちゃって、｣





あははー、と目を逸らしながらそういう。


流石にこれは無理があるかな…でもさぁ、明らかに蚊に刺されたとかそういう言い訳したらそっちの方がリスクあるじゃん？


キスマークのありがちな誤魔化し方じゃん？





黒｢ふーん…？｣


｢さ、私たちも戻りましょ｣


黒｢……｣






さぁ行きましょ行きましょ、と言いながら席を立つけど、黒尾さんは動かないまま。

じぃっと私が手を当てている首の部分を見ていた。




あああお願いスルーして空気読んで






黒｢もしかしてキスマークつけられた？｣


｢はっ!?｣


黒｢あ、まじか｣





隠し事は苦手なんですネ、と言ってその部分を隠してる私の手を避ける。




なんでわかるの？なんでわかったの？シティーボーイだから？エスパーなの？サイコパス？





黒｢うげっ、めっちゃくっきりついてんな｣


｢……｣


黒｢やっぱあの国見っていう子と付き合ってんの？｣


｢…いえ｣


黒｢え、付き合ってねェのにこれ？｣


｢あぁー……ほっといてよもぉおおおお…｣






結構これ、他人に見られるの恥ずかしい。







*









黒｢ん、ここが保健室な｣


｢あざす｣





見られたんなら仕方ない、とりあえず保健室まで案内してもらった。




おかしいなぁ、私は給湯室希望したんだけど。




｢あ、もう大丈夫ですんで、どうぞお帰りください｣




黒尾さんとふたりきりってかなり緊張するんだよね


しかも今トサカVer.じゃないから、髪ぺちゃんこ黒尾さんだから。それで保健室とか余計に変に意識しちゃうっていうか…




黒｢なーに言ってんの、方向音痴なんだから部屋まで送るって｣





そういって半ば強制的に私を保健室に押し込んで、ガチャン、と鍵を占めた。



…え、鍵占め…






｢え、は、なんで｣


黒｢深い意味はねェけど｣


｢開けとけや｣


黒｢はーいつべこべ言わずに先ずはソレ消しましょうネー｣


｢ちょ、ちょちょちょ｣






ずいずい、と背中を押されて、長椅子に座らされた。



あー…





｢…ちょっと、黒尾さんとこう、こんなところでふたりにはなりたくないですね｣


黒｢え？なんで？｣


｢…変に、緊張するんで｣


黒｢……ほーお？｣


｢その顔キモイんでやめた方がいいと思います｣






ニヤニヤしないでほしい

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