【Splatoon】お前を倒すのは俺だ。 (ページ39)

今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:8,828 hit

Splash 39 ページ39

｢大会の内容は知ってのとーり、ガチマッチだ｣

ひぇ、と思わず声を出す。

ガチマッチ…一回もやったことのない、未知の領域。

｢まずはAに慣れてもらうために、実践でガチマッチに参加してもらう。

もちろん野良でな｣

｢あ、俺Aのガードとして一緒の部屋入る｣

｢俺も入りたいです｣

｢私も｣

｢俺も｣

｢｢｢…｣｣｣

｢あー…野良はやめるか。

じゃんけんで勝った３人がAとタグマ組む！これでどう？｣

そのあきらの案に全員がノッた。

｢Aはこの人がいい！とかないの？｣

側で見ていた父がそう聞く。

別に、私は

『全員強いし、なにより信頼してるから、言い方は悪いかもしれないけど誰でもいいの』

私がそう言ったら、みんな嬉しそうに笑った。

＿＿＿＿このチームだったら、きっと。

何故か私の中で、“確実に勝てる”と過剰な自信ができていた。

*

｢｢ま、負けた…｣｣

｢今回はリョクとこうたか～！｣

『…リョクさんしか頼りにならなそう』

｢さっきみんな信頼してるって言ってたクセに！｣

『｢こうたうるさい｣』