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で、今に至る。



「お兄さーん!ミマリです!」



お、


((お兄さんだと……??!))



「こんな遅くにどうしたの?」

「いやぁ、昨日Aの部屋に忘れ物したこと思い出して...ちょっといいですか?」

「そんなこと。いいよ」




(おい待て。親とかいないのか?
全く声とか聞こえないんだが)

(さぁー? お兄さんだけいて箱入り娘なら、それすごいシスコンになるよ?だからいるんじゃない?)

(ていうか あきら!てめぇ場所取りすぎだ!)



俺達があーだこうだ言っているうちに、Aの部屋まで来たらしかった。
扉を開けた音の次に呑気そうなAの声が聞こえた。
そして
「A、ちょっとしたサプライズあるんだけど、絶ッッ対に大声出さないでね?」
というミマリのマジメな声も聞こえた。

一応Aの家族との信頼関係に関わることだからだろうな。


『なになに?サプライズ?』

「……ハイ」


明るい光が差し込むと同時に俺たちは我先にと言わんばかりの勢いでリュックから出た。


『っ!?』←驚いて大声出そうとする

「あっ」←それに気づいたミマリ

「おっと」←咄嗟に背後に回って手で口を塞いだリョク



((リョクさんナイス!))

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霊狐 - あれ神様がいる (2016年1月23日 23時) (レス) id: e342c1418a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:霸留 | 作者ホームページ:http://arumina0930.wix.com/aoirunanoko  
作成日時:2016年1月16日 7時

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