【HQ!!】神様に逆らった結果、ハイキューの世界に送り込まれました

逆らった６回目 ページ6

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入学式が終わり、教室で担任の話を聞く。



長ったらしいと思いながら隣のツッキーをチラチラ見ていたら、何故か周りがプリントやら教科書やらを仕舞いだして、筆記用具を机の上に出していた。






山｢はい｣




前の席の山口からプリントを受け取る。



そこには《お迎えテスト》と題されていた。



とりあえず後ろの女子にプリントを渡す。



けれどどうしよう。








筆記用具忘れた(´＞ω∂`)(((殴






先生に助けを求める暇もなく開始の合図が出た。



え、待って、焦る。


このタイミングで忘れたっていう？いやでも初日からそんな馬鹿げたこと言うの癪なんだけど。


どれくらい癪かっていうとお客さんが注文間違えたのに店員のミスだって言われて仕方なく頭下げる時くらい癪だよ。


毎日バイトに追われてて大変だったよなぁ、昨日まで…。






ってそんなことはどうでもいい！



もうしょうがないから白紙で提出する？でもそれって教師達にとって悪印象だよね…ならいっそ血文字で？？


いや、血文字なんて器用に使える自信ないし、もし誤字ったら訂正のしようがないからな…。




ん゛ー、と唸っていたら、右側から小さく声が聞こえた。





ちら、と声のした方を見てみると、




なんとあのツッキーが



優しさを滅多に見せないツッキーが



ツンとデレの割合でいえば９割ツンのツッキーが




私にシャーペンを差し出していた。






え、どうしようこれって受け取るべき？


てゆーかツッキーの顔見れないんだけど。顔整いすぎてる人と目なんて合わせられないんだけど。なんだか申し訳なくてさぁ!!!!




色々もやもや考えていたら、｢早く取ってくれない？｣という声が聞こえたから素早くそれを受け取った。

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