【HQ!!】神様に逆らった結果、ハイキューの世界に送り込まれました

逆らった１９回目 ページ19

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金曜日、午後練。


外で練習している２人をサポート出来なくてもどかしい。


でもツッキーに言われた通り、｢今日はサポートしない｣ことを守らないと、大地さんにバラされちゃう。




｢あ、もうドリンクない…｣




スクイズボトルが転がっていた。




月｢ダメだよ？｣



｢…わかってるし｣



いつの間にか私の横にツッキーが立っていた。

背の差があるから見上げる形になるけれど、初日から変わらず顔を見れないでいる。



実際、今の今まで月島とだけ目を合わせられないでいた。


３年のみんなは全員ウェルカムオーラ全開で迎えてくれて優しかったから初日で慣れたし、２年の縁下先輩達も同様にそうだった。


龍先輩は逆に目、合わせてくれないけどね！


私なんかしたっけなぁ…？


山口と日向は怖くないし、影山は思っていたより普通だったから全然目を合わせていられる。




ただ、ツッキーだけは何故か無理だった。




なんかさぁ、違うんだよ。


アニメでは｢キャーー！！！かっこいー！抱いてー！｣とか言えるんだけど、目の前にしたら萎縮しちゃうし私の相当苦手なタイプだったのだ。



嫌いじゃない、苦手なんだ。




月｢…キミって僕のこと嫌いなの？｣




もう１度言おう。


嫌いじゃない、苦手なんだ。



先日からの私の態度からその結論に辿り着いたんだろーけど。



ていうかさぁ…




｢月島こそ、さっきからキミキミって、名前で呼べないほど私のこと嫌いなんじゃないの？｣


月｢…名前なんて聞いてないから、呼びようがないんだけど｣


｢は？昨日言ったじゃん｣


月｢それは名字デショ｣




何、え。下の名前で呼びたいってこと…?!




月｢あ、勘違いしないでよね。別に、名前呼びたいわけじゃないけど蓮さんと区別するために“仕方なく”呼ぶだけだから｣




ツッキーは早口でそういった。


しかも今“仕方なく”って強調したな？？



なーんか、言い訳臭いし。




｢いや、蓮を蓮って呼ぶなら私は普通に綾瀬でよくない？

もう、区別ついてるよね？｣

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