だめ37 ページ37
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木「やっぱり何かあったんだろ?なにがあった?」
俺が泣くなんて予想してなかったらしく、おどおどし始める木兎さん。
いや、俺もまさか木兎さんの前で泣くなんて思ってなかったけどね。
京「___もし」
木「もし?」
京「木兎さんがバレーでどんなに頑張っても叶わない相手がいたら、どうしますか?」
そう聞くと、真っ暗な空を仰いで「ゔーん」と唸り始めた。
木「諦めずに練習し続けて、そいつの背中を追い続ける!で、いつか追い抜かす!」
京「…頑張っても頑張っても、その背中に追いつけなかったら?」
木「んー…それでも、俺は後悔したくないから出来る限り全力で頑張る!
俺にとってバレーは、追いつけなかったら諦めるって簡単に諦められる程度のものじゃないからな!
好きだからこそ、どんなに挫けそうになっても頑張れるんだろ?
赤葦は涙が出るほどその人のことが好きなんだなぁ」
京「…!!」
木「おっ図星か!?
あかーし顔真っ赤だぞ!!」
京「うっうるさいです!」
バシィッ!!
木「いってぇーよあかーし!」
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霸留(プロフ) - カフェオレさん» コメントありがとうございます!ほのぼのとした日常を書いていこうと思うので、これからも暖かい目で見てくれたら嬉しいです。頑張ります! (2017年3月23日 21時) (レス) id: 9ab1ebf13e (このIDを非表示/違反報告)
カフェオレ - こんばんは(^^)可愛らしいお話ですね!しかもめっちゃ面白いです!ニヤニヤしながら読ませていただいております(笑)無理のない範囲で更新頑張ってください♪♪ (2017年3月20日 19時) (携帯から) (レス) id: 8be62218de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霸留 | 作成日時:2017年3月19日 21時