【ＨＱ!!】軽率だった【 黒 尾 鉄 朗 】【男主】

軽率 ページ10

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黒｢今日お前ん家行くから｣

｢は!?｣

黒｢いーじゃん、どうせ一人暮らしなんだから困らねえだろ｣

｢…ま、いっか｣




まぁ困ることは一切ねえけど。

あるとしたら部屋がすこーしだけ散らかってることと、時間が時間だっつうことと、…あれ、俺アレちゃんとしまったっけ？





｢…｣





家の鍵を開けるところで俺は考えた。

エ〇本…どこやった……？




黒｢？ どした？｣

｢い、いや｣





いや別にこいつ友達だし見られても何ら問題ないよな？

こいつも男だし理解あるだろ、うん。



…でもなんでこんなに疚しい気持ちになるんだよ？

悪いことしてねえのに。





黒｢早く開けろよ｣




そう言って俺が持っていた鍵を使ってガチャリと家のドアを開けた。

…まぁいっか、悪いことは何一つしてないんだし。




黒｢お邪魔しまーす｣

｢お前そういうところは礼儀正しいよな｣

黒｢いやこれ当たり前じゃねえの｣

｢他のやつはどかどか入って来るから｣





何気ない会話をしたつもり。


だったのに、なぜかまた不機嫌な顔になった。


これ俺が地雷踏んでる感じか？

何が地雷なのか誰か教えてくんねえかな、なんかこうなったこいつめんどくせぇんだよ。





黒｢他のやつって？｣

｢衛輔とか研磨とか｣

黒｢あいつらここ来んの？｣

｢居心地いいからって。衛輔はマブダチみたいなもんだし泊まりも何回か｣

黒｢…｣

｢んだよ、お前は泊めねえぞ｣

黒｢よく俺の考えたことわかったなバカの癖に｣

｢普通にわかるわ｣

黒｢バカの癖に｣

｢２回も言うな！｣

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