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爆豪が早く戻ってこいと言ったにも関わらず部屋でのんびりゆったりしてる。
あいつが言うことひとつひとつに従ってたらきりないし。
ベットでごろんと寝返りをうったらダンダンダン‼と階段を上るやかましい足音が聞こえた。
え、え、何事？？
「クソアマ！！」
「ひっ…」
バン！！と勢いよく部屋の扉が開いたと思えば般若みたいな顔した爆豪が顔を出した。やめろ心臓に悪い。
「すぐ戻れって言ったよなァ？」
「え、あ、その、」
「はよ来いや‼」
「今行くから爆発やめて！！」
今にも大爆発起こしそうなんだけど。私が悪かったからやめて。…や、私別に悪くなくね？
「夕飯何？」
階段を下りながら聞くと「あァ？」といいながら振り向く。そのさあ、あ？とか あァ？とかやめない？怖い。
とんとんとん、と階段を下りながらなぜか階段の一番下で止まってる爆豪に視線をやる。
その瞬間ずりっと足を滑らせた。あ、やっべ落ちる。
「よけっ…！」
「は、」
避けて、と瞬時に叫ぼうと思ったけど遅かった。目を見開いたままこちらを見てる爆豪。いや避けてくれ怪我するぞお前ぇええええ！！
次に予想した衝撃を覚悟して目を固く閉じる。痛いの嫌だけど致し方ない。
でも私の予想は外れ、来ると思っていた大きな衝撃は来ず、その代わりにどんっとなにかに軽くぶつかった。え、あれ生きてる？
「…オイ」
「っ⁉」
頭上から爆豪の声がする。え、え、っていうことは階段から滑り落ちた私をキャッチしたってこと？素直にすごいなおい。
「ご、ごめん」
「…」
顔を上げてそういうとばちっと目が合った。あ、目赤い。ていうか意外と顔立ちきれい…。ていうかなんで何も言わないの、なんで微動だにしないの君。
なんか謎に見つめ合ってるんだけど。え、なにこの時間いらない怖い。
「…気ィ付けろやクソアマ」
「っえ、すいません」
怒鳴るのかと思えば難しい顔してそう言った。ぱっと私を離してリビングのほうに行く。
…怒鳴るのも怖いけど逆に静かなのも怖いんですけど。
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A - 主人公ちゃんの通っていた高校名ですが、神奈川県に「横浜緑ヶ丘高校」という高校があったと思います。意図していらっしゃるかは分かりませんが、もし出来るならば、お名前を変えた方がいいかもです。そこの生徒さんが見ていないとは限りませんので…。 (2022年10月17日 16時) (
レス) @page5 id: 73542ec2e7 (このIDを非表示/違反報告)
眠 - 主人公の心の中のツッコミに笑いながら見ました！面白かったです！！ (2021年10月1日 21時) (レス) @page14 id: cfd8dfa5f7 (このIDを非表示/違反報告)
霸留(プロフ) - まーまるさん» まじですかちゃんと爆豪っすか…!?最初は自信なかったんで安心しました笑 ありがとうございます！ (2018年2月14日 15時) (レス) id: 9ab1ebf13e (このIDを非表示/違反報告)
霸留(プロフ) - あやさん» ありがとうございますー！そう言っていただける励みになるので本当に有難いです！ (2018年2月14日 15時) (レス) id: 9ab1ebf13e (このIDを非表示/違反報告)
まーまる(プロフ) - かっちゃんのキャラがすごく精密に再現されてる…！！とても面白いです！ (2018年2月14日 14時) (レス) id: dd3991fe3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霸留
| 作成日時：2018年2月10日 0時
