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18話目 ページ18
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薄暗くなる前の空
川島さんを家に送るまでの道のりを歩く二人の影が伸びて見える
「宮近くん、ごめんねわざわざ」
宮近「いや、大丈夫。俺がしたいだけだし」
「ふふ、宮近くんは優しいんだね」
宮近「あのさ、」
「ん？」
急に立ち止まった俺に少し前を行ってしまった川島さんは立ち止まって振り返ってくれる
宮近「宮近くんって距離…感じるっていうか、その、なんつーか…」
「海斗くん。」
宮近「え、」
「海斗くんって呼んでもいい？」
そうやって言うと余裕そうな表情でニコって笑って俺の方に駆け寄ってくる
「だから、海斗くんも私の事川島さんってやめてよ」
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作者名：ルミナス x他1人 | 作成日時：2021年1月15日 10時
