ー準特級の美少女は青葉城西高校に潜入しますー

▽第11話 ページ12

▽A

A｢……先輩方改めて自己紹介させていただきます。今日から2年2組に転入してきました雀宮Aです。｣

私は先輩方にそう軽く自己紹介をし頭を下げた。

その流れで先輩4人も軽く自己紹介をしてきた。

顔がまぁまぁ整っている人が"及川さん"
男前でつんつんヘヤーの人が"岩泉さん"
ピンク頭の色っぽい人が"花巻さん"
くせ毛とタレ眉が特徴的な"松川さん"

一通り自己紹介が終わると皆適当に席に着いた。

岩泉｢前から疑問に思ってたけどよ矢巾、Aはなんでここにいるんだ？お前と同じクラスだから多分お前が連れてきたんだろ？｣

っと岩泉さんがおにぎりを頬張りながら、秀に問い掛ける。

矢巾｢あ、はいっ！マネージャーの件で及川さんに頼まれていたので連れてきました｣

秀がそう言うと岩泉さんは、ドスの効いた声で｢あ？｣っといい及川さんの方を睨んだ。

及川さんも下手くそな口笛をふき目を逸らしている。

岩泉｢おい、クソ川。お前後輩に面倒事させてんじゃねぇよ！！！お前が欲しいって言ったんだろーが、自分で探せ！｣

岩泉さんはそう怒鳴ると及川さんの頭を殴った。その光景に皆気にせずにお昼ご飯を食べている。

松川｢ところでさ、Aちゃんって及川の事どうも思わないわけ？｣

花巻｢そうそう、こんなイケメンがいるのに緊張しないのー？(ﾆﾔﾆﾔ｣

っと松川さんと花巻さんは私に言ってきた。
だが私からしたら及川さんは普通の分類だ。

確かに周りに比べたら顔は整っている方だが私の好みではないから緊張はしなかった。

A｢まぁ顔は整っている方ですけど、私及川さんより100倍顔が整っている人ずっと見てきたので｣

私はそういい蜂蜜パンケーキを食べ始める。

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