最速への挑戦 ページ45
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あれから数週間を得て、正式にインターン許可を得たA組は各々の事務所へ。
千羽と常闇が選んだのは当然、ウィングヒーロー ホークスの事務所だ。
ホークス「やぁやぁ仮免取得おめでとう。ツクヨミ、イーグレット」
片手を軽く上げながら歓迎しつつ祝うホークスに2人は小さく頭を下げてお礼を言った。
貴「ホークス！今回は私たち、ただ背中を追いかける雛じゃないですからね!!ホークスより早く敵を見つけて捕縛しますっ！」
パタパタと翼を動かして強く意気込む千羽にホークスは面白そうに笑った。
ホークス「へぇ、それは楽しみ。でも俺そう易々と活躍譲るほど優しくないよ？」
ーーーー
ホークス「(なるほど、どーりで)」
ホークスはピッタリ後ろを着いてくる千羽を見て小さく笑む。
2人のすぐ後ろでは、黒影を纏った常闇が追ってきていた。
“背中を追いかけるだけの雛じゃない！”
その宣言通り、先程から2人は率先して敵捜索や捕縛に励んでおり、そのスピードは彼のサイドキックにも引けを取らない。
職場体験より、格段にスピードが上がった千羽と効率的な移動手段を手に入れた常闇。
特に、姿をほとんど鳥に変えて飛び回る千羽には思わず舌を巻いた。
以前の2倍は速い。
しかも、その速さもおそらく限界値では無い。
ここに来て個性の二次性徴。若い者の伸び代とは恐ろしい。
ホークス「そういえば、前はインターンに誘った時そんな乗り気じゃ無かったように見えたけど、どうしてまたうちを選んでくれたの？」
新しい要請も無くなり街におりて徒歩で散策しながら、ホークスは千羽に問いかけた。
貴「･･･ほんとはガンヘッドやファットガムとか、肉弾戦が得意なヒーローのとこへ行こうとしてました。
私の個性は、はっきり言ってホークスの下位互換。
切り離して操作は出来ないし、特別硬い訳でもない。
飛ぶ事しか脳が無いから、物理的な攻撃手段を持つべきだと思いました
･･･でも、林間合宿で敵の襲撃を受けて、私の個性は進化した。
最上級のスピードと、鉄より硬いこの鉤爪で…｣
終わり
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←雛鳥、アホ鳥、千羽ちゃん！
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花璋(プロフ) - イカさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！！台本書きにならないよう注意して頑張ってます！素人文ですが何卒甘い目でご覧下さいませ😌 (2023年1月29日 19時) (
レス) id: 7ebade7fdf (このIDを非表示/違反報告)
イカ - 書き方（？）が読みやすくて好きです！更新頑張ってください！ (2023年1月18日 22時) (レス) id: 28b6081af3 (このIDを非表示/違反報告)
花璋(プロフ) - お気に入り登録100名様ありがとうございます。現在感謝イラスト作成中です。 (2023年1月9日 1時) (レス) id: 7ebade7fdf (このIDを非表示/違反報告)
花璋(プロフ) - 凌さん» 閲覧いただきありがとうございます！これからも精進して参りますので応援よろしくお願いします！ (2023年1月8日 20時) (レス) @page17 id: 7ebade7fdf (このIDを非表示/違反報告)
凌(プロフ) - めっちゃ好きです……… (2023年1月8日 18時) (レス) @page17 id: cfa1ac500b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花璋 | 作成日時：2023年1月1日 0時
