水溶き片栗粉 ページ40
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貴「なんで今料理の話？するけどさ。」
ダイ「へぇ。何が得意なの？」
貴「唐揚げ」
ダイ「共食いかな？」
貴「誰がニワトリだよッ！！」
ダイ「おや。羽が白いからてっきり」
あちこちで乱闘が始まる中、千羽とダイラタンシーが睨み合う。
千羽は早いとこ最初に気絶させた生徒にボールを当てて1抜けたいところだが、目の前の男はそんな隙をくれそうにない。
ダイ「その2人は俺のとこの班員なんだよね。
班長は班員全員が通過するまで条件をクリアしちゃいけない。
かといって、ちんたら見守ってたら俺も試験をクリア出来ない。
って訳で、ここで道草食ってる暇無いんだよね」
道理で、真っ先に雄英を狙ってきたわけだ。
おそらくその学校独自のルール。そんな変な決まり事抱えてたら、短期攻略にかけるに決まってる。
なら、個性もスタイルも割れていて突破しやすい雄英を狙うのは自然だった。
ダイ「俺の個性はね、言わば水溶き片栗粉だよ。
力を加えればより硬く、無ければサラサラと実体を掴ませない。
分かるか？俺に打撃は完全無効だ」
千羽は唐揚げの後の片栗粉を思い出す。
ボウルを洗う時に水を注げば、余った片栗粉は握ると団子のように固くなった。
そして、手を離せばサラサラと流れていった。
その感覚が楽しくて、今でもたまに遊ぶ。
いや、今はそんなことを考えている暇はないか。
個性の相性が悪いなら、逃げればいい。
しかしせっかく仕留めた2つの獲物をみすみす返すのも忍びない。
時間はまだ余裕がありそうだ。
もう1つの必殺技も試してみたい。
その一心で千羽は気合いを入れ直すように頬を叩いた。
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粘堂 力(ネンドウ リキ)
ケツアゴの人じゃない。(重要)
ナントカ学園の3年生。
個性は増粘。
体を水溶き片栗粉みたいにできる。
いつか書きたいと思いつつ書いてこなかった個性。出せて嬉しいです。
試験時のみ登場予定。今後の活躍の予定は無いオリキャラ。そのうち存在忘れそう。先に謝る。ごめん。。
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花璋(プロフ) - イカさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！！台本書きにならないよう注意して頑張ってます！素人文ですが何卒甘い目でご覧下さいませ😌 (2023年1月29日 19時) (
レス) id: 7ebade7fdf (このIDを非表示/違反報告)
イカ - 書き方（？）が読みやすくて好きです！更新頑張ってください！ (2023年1月18日 22時) (レス) id: 28b6081af3 (このIDを非表示/違反報告)
花璋(プロフ) - お気に入り登録100名様ありがとうございます。現在感謝イラスト作成中です。 (2023年1月9日 1時) (レス) id: 7ebade7fdf (このIDを非表示/違反報告)
花璋(プロフ) - 凌さん» 閲覧いただきありがとうございます！これからも精進して参りますので応援よろしくお願いします！ (2023年1月8日 20時) (レス) @page17 id: 7ebade7fdf (このIDを非表示/違反報告)
凌(プロフ) - めっちゃ好きです……… (2023年1月8日 18時) (レス) @page17 id: cfa1ac500b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花璋 | 作成日時：2023年1月1日 0時
