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レトルトside
キ「なあ、やっぱ狭くね？」
『え、狭い？もっとよっていいよ？』
キ「いや、狭いのによったら意味無くない？」
なんでキヨくんは普通に会話ができるんだろう。
俺は心臓がバクバクで血管切れるんじゃないかと思ってるのに。
レ「俺やっぱソファーで寝る」
『いや、ダメですけど？？』
そう言いながら俺を後ろから抱きしめるA
キ「え、お前ら何してんの？」
『レトさんが逃げようとするから捕まえた。』
ソファーに逃げようと思ってたけどそれも無理。
もうここから動けない。
なんでこの子はこんなにスキンシップが過剰なの？俺のこと好きなの？逆に俺の事男だと思ってない？どう考えても後者じゃない？
『レトさんがいなくなったらそっち側からよ○おが来る...』
キ「じゃあ俺が上に覆い被さればいいんじゃね？」
『こいつ頭沸いてんのか』
キ「俺が忘れさせてやるよ」
『セクハラ、ポリス、よんで、』
冗談なのかはたまた大マジなのか分からないキヨくんの言葉に答えながらもウトウトしている。
そうしているうちにAは寝てしまっていた。
キ「レトさん起きてる？」
レ「まだ起きてる」
キ「え、寝れる？俺無理なんだけど」
レ「脱出を試みてはいるけどこいつ寝てるくせに力強くて抜け出せない。」
キ「いいなー、俺も抱きつかれたかったなあ」
レ「じゃあ変わってくれ」
キ「いいの？ほんとに」
いままでふざけてたキヨくんの声が急に真面目になってビクッとする。
もしかして、もしかしなくてもキヨくんはAのことが好きなんだろうか。
好きじゃなかったとして、Aが他の人に抱きついてるのを見過ごせるのか。
レ「だから言ったやろ、ガッツリホールドされてるから無理やって」
キ「ちぇー！」
俺も男だ、ほんとに無理なわけじゃない。
ただ俺のお腹の部分を確かに抱いているAの腕に安心して、ドキドキしている自分がいる。
これをキヨくんに渡すには少しばかり惜しい気がする。
キ「レトさんってAのことどう思ってる？」
レ「どうって、友達。そういうキヨくんは？」
キ「好きだよ」
キヨくんの言葉は俺の思考を止めるのには十分過ぎた。
キ「友達としてね」
少し時間を開けて言うキヨくんに安心した。
よかった。キヨくんが敵になるのはやっぱりどう考えても俺には勝ち目が無さすぎる。
俺達も会話がなくなりAの寝息に耳を傾けていたら俺も眠りに着いていた。
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猫 - 作者の名前、、、、一緒でびびった。後、いい話でした( ´∀`)/~~ (2022年10月16日 18時) (
レス) @page49 id: f38b04a3f3 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - あいうえおさん» コメントありがとうございます。そう言ってもらえるととてもめちゃくちゃゴリ鬼嬉しいです。いずれ続きを書きたいとは思っていますのでまた読んでいただけると幸いです。 (2020年12月13日 15時) (レス) id: 37ce31ea23 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - アキさん» 感想ありがとうございます！めちゃ嬉しいです！今後もお付き合いください。 (2020年8月25日 16時) (レス) id: a98b59b944 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - めちゃくちゃよかったですー！！！！レトキヨの取り合いが最高に可愛かったですしうっしーとガッチさんの立ち位置がかっこよすぎて惚れました…他の作品なども楽しみにしています！ (2020年8月23日 1時) (レス) id: bbdadf4659 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - すーちゃんさん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけて幸いです。看病ものいいですね！！ぜひ書かせていただきます。 (2020年6月21日 15時) (レス) id: 7c5a637ca6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るな | 作成日時：2020年4月27日 0時
