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キヨくんが大人しく(?)シャワーを浴びに行ったのをレトさんと2人で見送った。
レ「Aさ、なんでそんな近くにいんの?」
『怖いからですけどなにか』
さっき自分でした妄想に出てきたホラー親子が頭から離れなくてレトさんの腕に抱きついていた。
レ「それならいいけど」
歯切れの悪そうなレトさんに違和感を覚えながらも怖いので離れることなくむしろ強くレトさんの腕を抱きしめた。
『あ、キヨくんのバスタオルとバスローブ用意しなきゃ、レトさん行こ。』
レトさんの腕を引っ張りだるそうにしていたレトさんを立ち上がらせる。
寝室の扉を開けクローゼットを開いてバスローブを探した。
レ「A俺が男だって知ってる?」
『なにをおっしゃってるんですか?逆についてないんですか?』
レ「ついてますけど。」
急に自分の性別聞かれましてもパンツの中覗いたら分かるよ?としか言えないわけで。
レ「そうじゃなくて、男を寝室に入れてクローゼットまで漁るのどうなの?」
『え、レトさん女の子の寝室入ってクローゼット見ただけで興奮するタイプの変態なの?それは困る。』
レ「ほんっと話のわからんやっちゃな!!」
『頼むよレトさん、レトさん信じてるんだから』
まだ何かを言おうとしていたレトさんは口ごもった。
『あった!いこ、レトさん。』
レ「そーやな」
無事にバスローブを発掘し洗面所の洗濯機の上に置く。
そのまま立ち去ろうとすると「あ」という声が聞こえてきて反射的にそちらを向いてしまった。
『ぎゃあああああ』
そこには全裸のキヨくんの姿が。
男の人の全裸なんか見慣れてないのでその場で顔を隠して固まってしまった。
レ「キヨくんの露出狂!!!」
私の手を引いてレトさんはリビングへと戻った。
『ううう、怖かったよお...とし〇と同じくらい怖かったよお』
レ「あんな露出狂の事は忘れよ、ってか忘れて。」
キ「誰が露出狂だ。」
キヨくんの声がしたので振り返りそうになったがその場で止まった。
『ねえ服きた?もう露出してない??』
レ「来てるけど逆の意味で刺激が強いから見ちゃダメ」
『どーゆー事?!下半身だけ出してるの?!ねえ!!』
キ「俺をなんだと思ってんだよ」
レ「物は出てないけどなんかダメ!」
言ってる意味が理解出来ずに振り返る。
『わーお』
そこにはバスローブ姿のキヨくんがいた。
『キヨくんえっちぃですなあ。』
キ「どこのおっさんだよお前」
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猫 - 作者の名前、、、、一緒でびびった。後、いい話でした( ´∀`)/~~ (2022年10月16日 18時) (レス) @page49 id: f38b04a3f3 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - あいうえおさん» コメントありがとうございます。そう言ってもらえるととてもめちゃくちゃゴリ鬼嬉しいです。いずれ続きを書きたいとは思っていますのでまた読んでいただけると幸いです。 (2020年12月13日 15時) (レス) id: 37ce31ea23 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - アキさん» 感想ありがとうございます!めちゃ嬉しいです!今後もお付き合いください。 (2020年8月25日 16時) (レス) id: a98b59b944 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - めちゃくちゃよかったですー!!!!レトキヨの取り合いが最高に可愛かったですしうっしーとガッチさんの立ち位置がかっこよすぎて惚れました…他の作品なども楽しみにしています! (2020年8月23日 1時) (レス) id: bbdadf4659 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - すーちゃんさん» コメントありがとうございます!楽しんでいただけて幸いです。看病ものいいですね!!ぜひ書かせていただきます。 (2020年6月21日 15時) (レス) id: 7c5a637ca6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るな | 作成日時:2020年4月27日 0時