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36話 ページ39

Aside




ついに約束の日がきた。




空には大きな赤い満月が浮かんでいる。




実「準備できたか」





「はい。いつでも行けます」






私たちは屋敷を出て、約束の場所に向かった。






歩いている間、何も話さなかったが




私を落ち着かせるために不死川さんが手を握ってくれていた。




とても温かい





山の頂上に着くとあの日と同じように






大きな月が私を照らした。





童「遅かったね。…あれ、一人じゃないんだ」






さっきまで誰の気配も感じなかったが






気がつくと私たちの後ろに童磨が立っていた。




童「その手、離して。俺のAに触るな」




実「何言ってやがんだ。コイツは俺の女だ


誰がお前になんかくれてやるかよォ。」





不死川さんはそう言って私を抱き寄せた。





童「ははっ、こんなに苛ついたのは久しぶりだよ


…それで、どうするの?もちろん俺とくるよね



それかそいつ消したほうがいい?」





声だけで童磨が苛立っていることがわかる。




怖い…




だけど、今は不死川さんがいる。




そう思うと自然と落ち着いた。




言え、言うんだ




私の気持ちを伝えるんだ。




もう私は恐れない。




「童磨とは一緒に行かない。



私は不死川さんと一緒に生きます。」




私ははっきりと童磨に告げた。

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夜月─《 *無人* 》☆(プロフ) - 幸せを掴めた2人と愛を貰えなかった童磨、、好きになってしまったがために夢主ちゃんを鬼にしてまで愛されたかった童磨を救う術は無かったのかなとか考える。まあ童磨が推しだから尚更なんですけどね笑笑 最後は2人とも幸せで良かったあああ (2020年1月8日 14時) (レス) id: 7f57af0fb7 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - まゆさん» そんなに感動してくださるなんて感激です!こちらこそありがとうございます! (2019年11月5日 0時) (レス) id: 6feeb0dd0f (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 本当にどうしてくれるんですか…ハンカチじゃ足らずにバスタオル使ったら絞れるほど濡れたんですけど!!!素晴らしかったですありがとうございます!!!! (2019年11月4日 23時) (レス) id: 60ba35ccc3 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - 純菜さん» 本当ですか?!すごく嬉しいです! (2019年11月4日 18時) (レス) id: 6feeb0dd0f (このIDを非表示/違反報告)
純菜(プロフ) - え、待って、小説で泣いたの初めてなんですけど… (2019年11月4日 15時) (レス) id: 16d4e6c0bc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美月 | 作成日時:2019年10月12日 0時

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