22.彼のいない昼休み ページ26
｢あ！クルーウェル先生！｣
ある日の昼休み
保健室の近くの廊下でクルーウェル先生の姿を発見し、私はすぐさま声をかけた
私が手を振ると先生も控えめだが手を振り返してくれる
ｸﾙｰｳｪﾙ｢何だ。｣
｢良かったらお話しませんか？
今、保健室に誰も来てないので寂しくて｣
私がそう言うと｢少しだけなら付き合ってやる｣と先生は答えた
｢ありがとうございます！どうぞ〜｣
私は先生を招き入れ、お茶を出した
ｸﾙｰｳｪﾙ｢いつもの仔犬はどうした？｣
｢仔犬？｣
ｸﾙｰｳｪﾙ｢フロイド・リーチのことだ｣
｢彼はまだ出禁中ですよ｣
私がこたえると先生は｢そうだったな｣と言ってお茶を飲み始めた
しばらく二人で話していると
先生が私の顔をずっと見てくるので気になって
私は手に持っていたティーカップを置いた
｢私の顔に何かついてますか？｣
私が尋ねると先生の手がそっとこちらに伸びてくる
そして、私の顔に先生の手が触れた
｢あ、の…｣
ｸﾙｰｳｪﾙ｢痩せたな｣
｢え？｣
急にそんなことを言われたので私は間抜けな声を出してしまった
確かにここ最近フロイドくんからお弁当を作ってもらうことがなくって、昼ご飯を食べない生活に戻ってしまった
痩せてしまったのは多分そのせいだろう
ｸﾙｰｳｪﾙ｢ちゃんと食べているのか？｣
｢あー、最近は…あんまり。｣
苦笑いを浮かべながら私が答えると
クルーウェル先生は急に立ち上がった
ｸﾙｰｳｪﾙ｢行くぞ｣
｢え？どこにっ…て、引っ張らないでください！｣
私はクルーウェル先生に手を引かれたまま保健室を出た
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美月(プロフ) - ななこさん» それはどうでしょうか！wこれからのお楽しみです！ (2020年6月25日 23時) (
レス) id: 6feeb0dd0f (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - じゅ、重要人物…ですと?!…まさか黒ずくめの組織っ…?! (2020年6月25日 18時) (レス) id: 87c8770c51 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - うみねこさん» ありがとうございます！嬉しいです！絶対フロイドは机にフォーク刺せるくらい怪力だと勝手に思ってますw (2020年6月24日 23時) (レス) id: 6feeb0dd0f (このIDを非表示/違反報告)
うみねこ(プロフ) - 凄く読みやすいし、ストーリーも面白いです！机にフォークwwwフロイド君怪力ですねwww (2020年6月24日 19時) (レス) id: 7c7d156ca0 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - 莉弥さん» 読んでくださりありがとうございます！頑張って更新しますので、これからもよろしくお願いします！ (2020年6月22日 14時) (レス) id: 6feeb0dd0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美月 | 作成日時：2020年6月13日 1時
