リアコだって知ってる。4

dear5 ページ5

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家に帰るとふっかの姿は無くて
少し寂しくなった


クーラーと扇風機をフル活用して
ムワッとした空気を一変させた


シャワーを浴びてキンキンに冷えた部屋に戻る
充電をしていた携帯にメッセージが届いていた



"今日はマジで助かったわ"
"1人でいたらダメになってたかも"





"元気になったらデートしよ"


今回ばかりはお兄ちゃんより弟で
携帯を触ってついにやけてしまった笑




冷凍庫から適当にアイスを取って
ソファーに座ってダラけていると
ふっかが帰ってきた



「うわー、めっちゃ涼しい」
『おかえり、元気にた？』
「ただいま〜！まだ足りないけどね〜」



「ん〜、疲れたから補給させて？」





ソファーに横になる私に覆いかぶさる
顔が近くなって目を逸らす






「なに、顔見せてくんないの？」
『近い、、恥ずかしい』
「今日もかぁーいいねぇ？」





目が合って顔がさらに近づき
少し身構えると
持っていたアイスにかぶりついて
「さーて、シャワーシャワー♪」なんて
呑気に歌を歌っていた





ちょっと期待した私がバカでした。

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