リアコだって知ってる。3

dear36 ページ36

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それからというもの・・・


見える位置で足を組み換えたり
胡座をかいてみたり…
試行錯誤はしてみたけど全く目に止めなかった…


ソンナニ魅力ナサゲ？？？？


テレビでやってるトリッピー特集に目を凝らし
抱きしめてるトリッピーと会話をするリアコ


久しぶりにのんびりできてるんだから
構ってくださいよ…



チラチラと見ていた視線を気付いたのか
ニタ〜っと笑って頭に手を伸ばす


「な〜に、構って欲しいの？」
『今日のご飯何にしようかなって…』
「素直じゃないな〜かぁーいい笑」


『もう！！』


髪の毛がぐちゃぐちゃになる程頭を撫でられて
思わず赤面してしまう





「あ〜、好き笑」




満面の笑みで後ろに退けぞって笑う


「今日はいつもと違う部屋着だね」
『暑いからね』
「ドキドキしちゃうわ」
『その割には真顔じゃん』
「俺の前でだけにして欲しいなぁ」


「足、かぶりつきたい」






「なーんてね」



そう言いながら太ももに触れるだけのキスをして






ペチペチと叩かれた


『太鼓の練習しないで頂きたい』
「あぁ、ごめんつい…」


「いや！太鼓なんて思ってないからね？」



焦って弁解をするふっかが可愛かった



『だって…辰哉くんこーゆーの好きかなって…』
「ん〜、好きだわ笑」



なんか自分で言ってて恥ずかしくなる



「触って欲しかったの？ん？ん？」

『うるさい』


んふふ〜なんて言いながら頬を擦り付けて
満足気な顔をするふっか


「俺も耐えてるとこあるからね」


『ん？どゆこと？』
「もうちょっと待ってね？」


分かってはいるけど聞きたくなる…
そう言ってブランケットを持って膝にかけてくれた


「あんま可愛いことすんなよ？A」


やっぱりふっかの方が一枚上手だった。




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