dear11 ページ11
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次の日も翔太くんはやってきた
『あれ、忘れ物したっけ？笑』
「今日はスペシャルゲストです！」
「お邪魔しま〜す」
『えぇ！？』
舘様！？
「俺ちょっとトイレ〜」なんて言って
速やかに部屋の奥へ消えていった翔太くん
舘様は申し訳なさそうにきちんと靴を揃えて
買ってきた物をつくえに広げた
「ごめんね？急に」
『あっ、いえ笑』
「焦った翔太から昨日電話かかってきて
"Aちゃんも食べられるご飯作って？"って
すごく心配してたみたい笑」
『すみません…迷惑お掛けしてしまって』
「大丈夫だよ笑 また一緒に料理できて嬉しいな」
ニコッとロイヤルスマイルを振りまいて
手際良く冷蔵庫に購入品を詰めていく
翔太くんはソファーに座って眠たそうにしていた
『ブランケット貸しましょうか？』
「急に押し掛けちゃって眠いとか恥ずかしいわ…」
『ふふっ、5歳児？笑』
「Aちゃんまでそーゆー事言わないの！」
ブランケットを貸すとプイッとそっぽ向いて
もぞもぞと包まった
やはり舘様はマイペースで
冷蔵庫を見ながら型番を調べていた
『何かエラー表示とか出てました？』
「いや、料理するには丁度いいサイズだなって」
『確かに涼太くんの冷蔵庫大きめでしたもんね』
「そうなの、スペースあると埋めたくなっちゃう笑」
可愛いエピソードを聴けたところで
舘'sキッチンが開かれた
メニューは教えてもらえないまま
指示に従って野菜を切ったり
翔太くんの相手をしたり
時間を忘れて楽しんでた
「翔太〜？起きて、ご飯できたよ？」
「ん〜、もうちょい」
「ほらほら、Aちゃんの家だよ？」
「ん〜」
なかなかにグズっている翔太くんを横目に
出来上がった料理を見るとシチューだった
「こんな暑いのにシチューって思った？笑」
『いえ笑 そんなこと…！笑』
「食べやすいかな〜って思ってね」
圧力鍋で煮込んだシチューは煮崩れしてなくて
一緒に入っている鮭も食べやすい大きさ
優しさの詰まったシチューだった
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みるきい(プロフ) - ちゃみこさん» コメントありがとうございます！大好きでいてもらえるように頑張ります…！ (2020年7月29日 6時) (
レス) id: 0d3be91733 (このIDを非表示/違反報告)
みるきい(プロフ) - 海月さん» コメントありがとうございます！恐縮です…読み返して変な所ありましたら仰ってくださいね！ (2020年7月29日 6時) (レス) id: 0d3be91733 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃみこ(プロフ) - いつも楽しみに拝見しています。もー、本当に大好きです！ふっかさん、きゅんきゅんしちゃいます (2020年7月28日 19時) (レス) id: 7dc9ff63f0 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - はじめまして。もう。ほんとう。好きすぎて更新が待てなくて何度も読み返したりしちゃってます…笑。本当に面白くって大好きです。急にこんな気持ち悪いコメントすみません。最近暑いので体調に気を付けてください。更新楽しみに待ってます (2020年7月28日 17時) (レス) id: 5dbe24820f (このIDを非表示/違反報告)
みるきい(プロフ) - はゆさん» コメントありがとうございます！メインはなべふかなので、たまーに？笑出てくるかもです！ (2020年7月28日 15時) (レス) id: 0d3be91733 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるきい
| 作成日時：2020年7月17日 5時
