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「大野さん？！何やってるの！殺されちゃうよ！」
俺がそう言うと大野さんは彼女の前にしゃがみ込んだ。
そして彼女に手を差し伸べた。
智「帰ろ、おじさん心配してるぞ？」
大野さんはそう言いニコッと微笑んだそれでも彼女はまだ怯えた様子だった。
智「辛かったよな、寂しかったよな。
でももう大丈夫…誰もお前のことは見捨てないよ。」
そう言うと叶芽は大野さんの方を向き、大野さんの手を掴もうとした。
しかし、すり抜けてしまった。
叶芽『おじさん、私…やっぱり死んでたんだね…私ね、友達も彼氏もいなくてずっと寂しかった…それでね…やっと彼氏出来たと思ったら、私…聞いちゃったの
『あいつにはただ彼氏面しただけだ』だって…笑っちゃうよね。それで可笑しくなったのかな？気づいたらみんな私の下で倒れてたの、赤い液を流しながら…それでね、今思い出したの…私最後自分に刺したんだよ…
もう…戻れないの知ってるの…でも欲しかったんだ…友達とか…彼氏とか…』
そう言って叶芽は大粒の涙を流した。
すると大野さんはまたニコッと笑った
智「じゃあここにいる俺達がお前の友達になるよ。」
叶芽『え？』
智「居ないんだろ？だったら俺たちがお前の最初の友達だよ」
大野さんそう言うと叶芽は微笑んだ
叶芽『ありがとう…おじさん
願いが…叶ったよ。』
すると叶芽の周りに薄黄色い光が包み
叶芽は段々薄くなっていた。
叶芽『ねぇおじさん、健叔父ちゃんに言ってくれないかな…『友達出来たよって』』
智「おう」
叶芽『約束だよ』
そう言い叶芽は手を指切りの形にした。
大野さんもその形にした。
智「そうだ、松潤」
「何？」
智「
潤「え？うん…」
俺は大野さんに瀬名さんが渡した髪飾りを渡した。
叶芽『それ、私の…』
智「ああ、お前の叔父さんが返したかった髪飾りだよ。」
叶芽『そっか…ありがとう
でも…叔父さんに返してあげて』
智「え？」
叶芽『だって、それ私に返したら
叔父さん忘れちゃうかもしれないから…』
智「そっか…じゃあ、返しとく」
叶芽『ありがとう…』
そう言い彼女は静かに光と共に消えていった。
最後に彼女が見せたその表情は
陽だまりの様な暖かさを覚えるほどの笑顔だった。
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ゆ - 嵐とフィッシャーズが1番大好きで、なかなかこのメンツのが無かったので、とってもうれしいです！嵐のキャラちょっと変わってるのが少し気になったけど、とっても読んでて楽しかったです！ (2019年12月24日 21時) (
レス) id: cc16102f38 (このIDを非表示/違反報告)
MaRin(プロフ) - みみっくさん» コメントありがとうございます！これからも頑張って更新致しますので、応援どうぞよろしくお願いします！<(_ _)> (2018年8月14日 0時) (レス) id: 2ea717d12f (このIDを非表示/違反報告)
みみっく(プロフ) - 大好きな2組の共演なんて最高です！ストーリーもドキドキするものばかりでやばいです！更新頑張ってください！ (2018年8月14日 0時) (レス) id: d5fadfa717 (このIDを非表示/違反報告)
みっしゅう - 満身創痍のjkがナイフを持って此方に闊歩してくるのってすごく怖い！まるでこっちにも危険が迫ってきているような気がしてきました。素晴らしいストーリーです！頑張ってください！ (2018年8月4日 22時) (レス) id: 7ad7522d66 (このIDを非表示/違反報告)
MaRin(プロフ) - みっしゅうさん» アドバイスありがとうございます！(´ｰ｀)参考にさせていただきます！ (2018年7月28日 20時) (レス) id: 2ea717d12f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MaRin | 作成日時：2018年6月15日 22時
