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神社から抜け
俺たちは暗くなった森の中を走り続けた
翔「ﾊｧ…ﾊｧ…もうダメだ！」
そう言い翔くんはその場でしゃがんだ
どうやら体力の限界が来たらしい
そりゃそうだ、
俺とは年齢が10個離れているし
それにまださっきの魔力の大量消費で
回復しきれてなかったのだろう
でもこのままだと
翔くんを置いていくことになってしまう…
どうすれば…
…ん？あれは…
そう思い俺は木の下にある物の前まで来た
そこにあったのは
古びた木製のリヤカーだった
気になるのは何故ここにあるのか…
ここに暮らしてた人のもの？
それとも別の理由か？
いや、今はそう考えてる暇はない
多少壊れているが
これなら翔くんを運べる…！
そう思い俺はリヤカーを引っ張り
翔くんの元へ来た
トモキ「何してる！早くしないと！」
「翔くんが動けないんだ！
悪いがトモキ、
お前も一緒にリヤカーを引っ張ってくれ！」
トモキ「リヤカー？！
なんでリヤカーなんか…」
そう言いつつトモキは
俺と一緒に翔くんの前まで
リヤカーを引いた
「翔くん！
安定性悪いけどこれに乗って！」
翔「え？わ…分かった！」
やはり不安なのだろう
翔くんは戸惑いながらも
ボロボロになったリヤカーに乗った
「よし！じゃあこのまま突っ走るよ！」
そう言って俺はトモキと一緒に
翔くんを乗せたリヤカーを引っ張りながら森の中を走った
途中石が落ちていたせいか
リヤカーはガタガタと揺れていた
リヤカーを押し走り約1時間はたっただろう
俺もトモキも体力の限界だった…
するとトモキが呟いた
トモキ「クソ…
まだ霊力が離れてないだと…？」
どうやらまだ追って来てるらしく
俺たちはもうダメだと思った
すると翔くんがなにかに気づいた様に
リヤカーから降りた
「翔くん？」
俺が尋ねると、
翔くんはとある看板に指を指した
そこには
『コノ先、危険。直チニ帰ッテクダサイ』
と書いてあった
ん…？この看板どこかで見た気が…
…？！
思い出した…ここ、最初の場所だ
やっと帰れる
そう思った瞬間俺と翔くんの目の前に
なにかかが現れた
それは最初に翔くんが倒した
燃えた日本人形だった
『逃ｶﾞ…逃ｶﾞサ……ﾅｨ…逃ガｻ…ナｨ…』
日本人形はそう言いながらナイフを
俺に振り下ろした
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ゆ - 嵐とフィッシャーズが1番大好きで、なかなかこのメンツのが無かったので、とってもうれしいです！嵐のキャラちょっと変わってるのが少し気になったけど、とっても読んでて楽しかったです！ (2019年12月24日 21時) (
レス) id: cc16102f38 (このIDを非表示/違反報告)
MaRin(プロフ) - みみっくさん» コメントありがとうございます！これからも頑張って更新致しますので、応援どうぞよろしくお願いします！<(_ _)> (2018年8月14日 0時) (レス) id: 2ea717d12f (このIDを非表示/違反報告)
みみっく(プロフ) - 大好きな2組の共演なんて最高です！ストーリーもドキドキするものばかりでやばいです！更新頑張ってください！ (2018年8月14日 0時) (レス) id: d5fadfa717 (このIDを非表示/違反報告)
みっしゅう - 満身創痍のjkがナイフを持って此方に闊歩してくるのってすごく怖い！まるでこっちにも危険が迫ってきているような気がしてきました。素晴らしいストーリーです！頑張ってください！ (2018年8月4日 22時) (レス) id: 7ad7522d66 (このIDを非表示/違反報告)
MaRin(プロフ) - みっしゅうさん» アドバイスありがとうございます！(´ｰ｀)参考にさせていただきます！ (2018年7月28日 20時) (レス) id: 2ea717d12f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MaRin | 作成日時：2018年6月15日 22時
