雨のち晴れ 2 (青) (ページ6)

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｢え？どういうことですか？｣

安｢Aちゃんが彼女でも嫌やないってことー｣

なんかもうこの話だめだ。

すぐに切り替えねば！

｢ま、まぁでもありがとうございました！

あ、水族館いきましょ！｣

安｢おん！｣

こっちは動揺しまくっているというのに

先輩は何食わぬ表情でいる。

やっぱりこういう人なんだ。

これは...モテる笑

危うく勘違いしちゃいそうだった。

水族館の中は綺麗な青色で、魚達が優雅に泳いでいた。

安｢綺麗〜！わ、Aちゃんクラゲいっぱいおるよ！｣

｢かわいい〜！｣

安田先輩のはしゃぎ方、もう絶対男の子じゃない。

女の私が悲しくなってくる。笑

安田先輩って声高いよなー。

顔もカワイイ系だし生まれてくる性別間違えたんじゃないかなって思うくらい。

安｢あっ、イルカショー見に行かへん？｣

｢いいですね！みたいです｣

安｢何時からやろ｣

少し向こうの壁にイルカショーの時刻表が貼ってあって、2人でそれをのぞく。

｢あ、もう午後のしかないですね｣

安｢ほんまやね。じゃあお昼食べてからまた来よか｣

｢そうですね｣

時計を見るともう12時近かった。

完全に時間を忘れていた。

安｢そろそろお昼たべるかー｣

｢はい！｣

私たちは水族館をでて、地下鉄の中で決めてたレストランに向かった。