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「え?大丈夫ですよ、ちゃんと付いていきますから」
安「何かあってからじゃ遅いやろ、ほら行くで」
「え、わ」
先輩は私の手を半ば強引に掴んで歩き出した。
やばい、なんか恥ずかしい!
おもえば安田先輩と手を繋ぐのは2回目だった。
最初は...確か私が失恋した時だっけ。笑
「先輩、ジェントルマンですね」
安「なんやそれ笑」
あれ、私そんなおかしなこと言ったかな?(笑)
先輩は颯爽と人混みの中を突き抜けていく。
それにしてもすごい密度。
安「やっとでたー!」
人混みを抜け、視界に青空が広がる。
「ありがとうございました!」
安「いーえ」
先輩の手が離れて少し寂しくなる。
若干、顔が熱い。
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はぴ - はじめまして!リクエストなんですけど、2人の付き合ってからの物語が読みたいです!作品面白かったです、更新楽しみにしてます! (2019年2月2日 18時) (レス) id: bd60694a8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:お茶。 | 作成日時:2019年1月22日 20時